加工でん粉は添加物なの?今さら聞けないでん粉と加工でん粉の違い

こんにちは。

やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)のオーナー 兼 有機野菜を作っている高城です。

パン、スナック菓子、ケーキなどの生菓子、ドレッシング、冷凍麺類、ホットケーキミックス、ジャム・・・・

私達がお店で手に取る、ありとあらゆる食品に含まれている「加工でん粉」

あなたは「加工でん粉」が何なのかご存知ですか?

一般に言われている「でん粉」と「加工でん粉」は何が違うのでしょうか?

じゃがいもやとうもろこしの植物から取り出したものが「でん粉」。

そのでん粉を、何らか加工したのだろう。

多くの方が概ねこのようなイメージだと思います。

結論から言えば、「加工でん粉」はれっきとした食品添加物です。

今日のお話は、知っているようで、知らない「加工でん粉」についてです。

なぜ、食品製造する企業はでん粉ではなく加工でん粉を使うのでしょう?

その答えに「加工でん粉」のヒミツがあるはずです。

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加工でん粉って何なの?

通常、でん粉と呼ばれるものは、とうもろこしや小麦、じゃがいもなどを原料にしたもので、化学物質を加えられずに抽出された天然でん粉です。

これに対し、加工でん粉とは、この天然でん粉に化学物質を加えて加工したでん粉のことです(厳密に言えば化学物質で加工しない、酸化でん粉が1種類だけあります)。

天然でん粉とは異なり、人為的に化学物質で加工しているので食品添加物に分類されます

添加物の表示を見ると、加工でん粉は一番前に記載してあることが多いです。

食品表示では、「原材料名を使用した原材料の順に表示する」というルールがあります。

一番前に記載してあるということは、その食品の中で一番多く使われていることを意味します。

それほど、加工でん粉は、多くの食品に多用される食品添加物なのです。

※食品表示の見方については、「食品表示を見るポイント~分かりやすい実例解説~」で詳しく記載していますので、ご参考下さい。

それらしくする加工でん粉

これほど多くの食品に使用されるのは、添加するだけで消費者に求められる美味しい食品を「それらしく」作ることができるからです。

 

 

加工でん粉には、以下のような目的があります。

 

・食品に粘性やとろみをつける

・加工した食品の形が崩れないようにする

・食品に粘り気と滑らかさを与える

・水と油のように混じらないものを混ざりやすくする

 

これを見ると確かに美味しい食品を作るための必須条件ですよね。

 

 

 

例えば、ドラッグストアなどに行くと、四角に角切りされたお餅が安くで売っています。

その多くは、海外から輸入したものやくず米を使って作られます。

 

 

元々安い原材料なので、質が低くもちもち感がでません。

そこで、加工でん粉を使ってモチモチ感を演出するのです。

国産の安全なもち米を使うと原価が高くなるので、安い原材料を使って添加物でそれらしく味を整えるのです

 

 

企業はこのように利益を得ていることを、私達消費者は知っておく必要があります。

 

表示に隠れる危険性

加工でん粉は、植物から抽出した天然でん粉に、化学物質を加えたものとお話しました。

現在、その天然でん粉は、トウモロコシから作られるコーンスターチが大半です。

企業が食品添加物を使うのは、添加物を加える方が安く美味しくできるからです。

そこを考えると、加工でん粉の原材料となるトウモロコシは、価格の高い国産トウモロコシのはずがありません

実は、その多くがアメリカからやってくる遺伝子組み換えトウモロコシなのです。

※遺伝仕組み換えについては、「除草剤ラウンドアップから考える遺伝子組み換えの話」に詳しく書いていますのでご参考下さい。

また、基本的に加工でん粉は「加工でん粉」としか表示されていません。

でん粉に加えられる化学物質に、何を使っているのか分からないのです。

国によっては、安全性に疑問があるということで、幼児向け食品への使用を禁止している化学物質があります

でも日本は禁止していないので、もしかしたら海外で禁止されている化学物質が使用されていて、お子様の口に入っているかもしれません

更に、日本では、加工デンプンに法令上使用基準が設定されていません。

なので、様々な食品に使用可能ですし、添加量の規制もないので、あらゆる食品にいくらでも添加できます

まとめ

今日は加工でん粉についてお話してきました。

「でん粉」と名前がついていますが、食品添加物であるという認識が必要です

 

 

食品が安く購入できるのは、必ず理由があります。

 

 

安い原材料から、いかに風味や香り、歯ごたえや見た目を整えるのか

 

 

ここを上手く調整できるかが、企業が得る利益の分かれ目です。

そして、その調整道具として使われるのが食品添加物です。

 

 

 

「加工でん粉」とさえ表示しておけば合法的に販売できます。

 

でも、どんなに危険な化学物質が使われていても、どんなに遺伝子組み換え作物が入っていても、食品表示からそれを判断するのは限界があるのです。

 

 

そして、私達消費者は、製造した企業に「購入という一票」自ら入れて、知らない間に被害者になっています

 

 

少しでも、あなたにこのことを知ってもらいたくて、今日はたくさんある添加物から加工でん粉を取り上げました。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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