コーヒーフレッシュについて、調べている方向けの記事です。
記事の前半では、コーヒーフレッシュがどのように作られるかについて。
後半では、コーヒーフレッシュの見えない危険や、同じように添加物を使った偽物食品について解説します。
✔本記事の内容
✔記事の信頼性
この記事を書いている僕は、オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate」を経営しています。
オーガニックと食に精通した僕が書く記事なので、記事の信頼性は高いと思います。
この記事の目次
コーヒーフレッシュはミルクじゃない!添加物を使った偽物食品です
結論から言えば、コーヒーフレッシュは、牛乳やミルクは一切使用せずに作られた偽物食品の一つです。
この記事にたどり着いたあなたは、そのことに気付きコーヒーフレッシュを調べているはずです。
本記事では、そんなあなたが探している答えを用意しました。
・コーヒーフレッシュがミルクであれば常温&長持ちが難しい
コーヒーフレッシュが冷蔵でなく、常温でカフェやホテルのテーブルに置かれてあることに違和感がありませんか?
コーヒーフレッシュがミルクや牛乳であれば、鮮度等品質上の問題で難しいですよね。実は、ここがコーヒーフレッシュのポイントだったりします。
⇒元々は牛乳やミルクが使われていた
その歴史を見ると、元々は牛乳やミルクが使われていたようです。
でも、牛乳やミルクはナマモノであるため日持ちがしません。
これでは、流通させたり保存したりするのに冷蔵技術が必要になります。さらに、コストも掛かりますし気軽に手に取れず不便です。
⇒課題を解決するために誕生したコーヒーフレッシュ
そこで、牛乳やミルクを一滴も使わずに、牛乳やミルクのような味や風味のする液体が開発されました。
流通や保存の利便性や低コストを実現し、まるでミルクのような理想の液体。これがコーヒーフレッシュの誕生秘話です。
それでは、一体、このミルクのような液体は何から作られているのでしょうか?詳細は、次の章で解説します。
・コーヒーフレッシュの成分は「水+油+添加物」
コーヒーフレッシュの成分だけを見ると、水と油と添加物の3種類で意外とシンプルです。
水は説明しなくても大丈夫ですよね。油は植物油でどの食品にも使われているため、ここでは一旦、解説を省略します。
残る添加物について、種類や使われる目的を以下に解説します。
⇒水と油を混ぜるための添加物
基本の原料は植物油脂と水です。
油と水はそのままでは混ざらないので、乳化剤という添加物を加えて植物油脂と水を混ぜます。
そすると、油と水が混じり合いミルクらしく白く乳化します。
⇒色・粘り・香りを演出するための添加物
ここから先は添加物のオンパレードで、ミルクの味や風味に近づけるために、様々な食品添加物を先程の白い液体の中に加えていきます。
このように、何一つ、生きたものから作られるのではなく、水と油と食品添加物の3つでコーヒーフレッシュは出来上がるのです。
牛乳やミルクは1滴たりとも使用しません。
・コーヒーフレッシュの原材料は成分だけでは分からない
もう一度言います。コーヒーフレッシュの成分は、水と油と添加物です。
覚えやすいですよね。でも、これらを、もっと深く見ていくと、そんなに単純でもありません。
例えば、油の中身を詳しく見てみます。使われる植物油脂は、大豆油や菜種油などが使われています。
これらは遺伝子組換え作物が多く、コーヒーフレッシュのような安価な食品によく使用されています。
コーヒーフレッシュがただで手に取ることが出来るのは、原材料費(いわゆる原価)が安いからです。
さらに添加物についても、「カラメル色素」や「香料」など一括表示で分かりにくくなっていますが、実は、これらも健康上、低リスクなものから高リスクなものまで様々な種類が存在します。
要するに、コーヒーフレッシュの成分だけ見ていても、書かれてあるのはほんの一部で、成分だけ見ても僕らが必要としている情報は分かりません。
安価で大量に食べることのできる食品の共通点は、遺伝子組換えや添加物が当たり前に使われています。
まだまだある!添加物を使った偽物食品
実は、添加物によって作られる偽物食品は、コーヒーフレッシュだけではありません。
お肉や調味料なども、偽物食品として僕らの生活の中に溶け込んでいます。
詳細は、以下の2つの記事で解説していますので興味のある方はご覧ください。
注意すべきことは、僕らが知らない間にこれらの偽物食品を購入していることです。
日頃から、よほど気をつけていない限り、購入を避けるのは難しいでしょう。
僕らの生活の中で添加物は避けて通ることは出来ません。そうであれば、減らす工夫が必要ですね。
そのことを、以下の記事で解説しています。
まとめ:あなたの行動は正しい
コーヒーフレッシュを製造する会社は、何も悪いことはしていません。
食品製造や表示に関係する全ての法律を守り、正しく製造・販売し流通させています。
添加物についても、国の基準を遵守した上で使われているので、コーヒーフレッシュを少し身体に入れたくらいで、健康に影響を及ぼすことも考えられません。
でも、世の中には、ミルクや牛乳と勘違いして飲んでいる方も多くいると思います。
あなたがコーヒーフレッシュを検索窓に打ち込み、調べようとした理由は何ですか?
きっと、何らかの疑問や不安を感じたからだと思います。
その行動は、正しいです。特に、食品については、素朴な疑問や不安に感じたときにすぐ調べることが大切です。
僕もあなたのお役に立てるように、このブログで様々な答えを準備しておきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。