食品表示を見るポイント~分かりやすい実例解説~

こんにちは。

やさいの庭 Chiisanateのオーナー 兼 有機野菜を作っている高城です。

私達は、買い物に行って食品を手にとったとき、その食品に貼ってある表示を確認します。

どこで、誰が、どんな材料を使って、いつまでに食べればよいのか?

表示シールはその食品の情報が記載されていて、普通の消費者は表示ラベルからしか、その食品の情報を得ることが出来ません。

この情報は、製造した企業からの重要なメッセージです。

「あなたがこの記載内容で良ければ買って下さい」。

表示ラベルからはこのようなメッセージを読み取れます。

逆に言えば、購入すると、身体に入れたくない添加物が含まれていたとしても購入したあなた自身がそれを容認したことになります

このように、私達の消費行動を大きく左右する重要な食品表示なのですが、ごちゃごちゃ書かれてあって何だか読みづらいと思います。

今日はそんな食品表示について、実例を交えながら分かりやすくお話ししていきたいと思います。

あなたが実際に買い物に行かれて、この記事のことを思い出してくれれば嬉しいです。

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食品表示のルール

食品の表示は食品表示法という法律があって、消費者がお店で食品の内容や安全性を理解した上で購入出来るようにルールを決めています。

加工食品については来年の4月1日に、より消費者に分かりやすくなるように食品表示のルールが変わります。

今は経過措置期限と言って来年の3月迄に準備して下さいね。という期間です

具体的には、栄養表示の義務化食品添加物の表示方法の改善など、より私達消費者にとって分かりやすくなります。

詳しくは下の「食品表示の実例」でお話します。

食品表示の実例

それでは、実際に食品表示ラベルを読みながらポイントを項目ごとに見ていきましょう。

※説明する項目の写真には色を付けています。

原材料名

注意して見て欲しいのは、記載されている順番です。

原材料名は使用された原材料を重量順に表示してあります

この食品では一番多く使われているのがじゃがいもで、最も使用が少ないのは香辛料です。

添加物

添加物も原材料と同じで、使用された添加物が重量順に記載してあります。

この食品では調味料(アミノ酸等)が最も多いですね。

今までは、原材料と添加物が混在して表示されていたため、原材料と添加物が見分けにくかったのですが、新しい表示(来年4月1日から)では比較的スムーズに区別できるようになります。

なお、下画像のように/で区分して表示することも認められています

この表示パターンでは/以下の赤文字が添加物になります

賞味期限又は消費期限

賞味期限と消費期限の違いをご存知ですか?

弁当、惣菜、生菓子など品質が急速に劣化しやすい食品は消費期限

缶詰、スナック菓子など、それ以外の食品は賞味期限と表示することになっています。

ちなみに、

消費期限:期限を過ぎたら食べない方がよい。

賞味期限:おいしく食べることができる期限。この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではない。

も覚えておくといいですね。

この食品は、スナック豆菓子で品質が急速に劣化する食品ではないため、賞味期限が使われています

2020年5月19日までが美味しく食べることの出来る期限で、それを過ぎてもすぐに食べられないわけではありません。

アレルゲン

子供から大人に至るまで、特定の食物が原因でアレルギー症状を起こす人が増えているため、小麦、卵など7品目に原材料については表示が義務付けられています

 

7品目とは? 卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに

 

なお、原材料だけでなく添加物についても、一つ一つについてアレルゲンを表記するのが原則です。

 

原材料にアレルギー物質が含まれる場合は、●●を含む

添加物にアレルギー物質が含まれる場合は、■■由来

などと書かれていることが多いです。

 

 

この食品は原材料に落花生植物油(大豆含む)の2つ。

添加物に乳化剤(大豆由来)に1つの計3つのアレルゲンが含まれています。

※画像の赤色の部分が表示されるアレルギー物質です。

 

遺伝子組換え

遺伝子組換え農産物を使った場合や、遺伝子組換えと非組換えが混ざったものについてはその旨を表示する義務があります

しかし、遺伝子組換えでない農産物を使用の場合は、任意表示で、別に何も書かなくてもよいことになっています。

この食品ではじゃがいもが「遺伝子組換えでない」と書いてありますが、これが書いていなくても、「遺伝子組換えでない」と思ってよいかと思います。

ただし、厳密に言えば、現行制度では、遺伝子組み換えの作物が入っていても、その製品の5%以下であれば、「意図せざる混入」とみなし、「遺伝子組換えでない」と表示できるので注意が必要です。

※遺伝子組換えについては、以前の記事「除草剤ラウンドアップから考える遺伝子組み換えの話に詳しく書いてありますのでご参考下さい。

栄養成分表示

2015年3月までは、加工食品の栄養成分の表示は任意でしたが、食品表示法による新しい表示のルールでは、5つの栄養成分の表示が義務づけられています

5つの栄養成分とは?

エネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム

のことです。

食品を選ぶ際の健康管理の目安になりますね。

まとめ

あなたやお子様の健康を守るために、食品を購入する際には必ず、食品表示を確認する習慣をつけて下さい。

 

ここまで読んで下さったあなたが、食品表示=企業からのメッセージをしっかり理解して、賢い消費者になってくれることを祈っています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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