分かりやすい食品表示の見方を実例解説【食品選びはこれでOK】

本記事のテーマ(説明画像)

分かりやすい食品表示の見方を、探している方(消費者)向けの記事です。

食品表示の記載がある項目毎に、見方を分かりやすく解説していきますネ。

✔本記事の内容

・法律で決まっている食品表示の方法

法律で決まっている食品表示の方法(説明画像)

・分かりやすい食品表示の見方【実例解説】

分かりやすい食品表示の見方【実例解説】(説明画像)

✔記事の信頼性

この記事を書いている僕は、オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate」を経営しています。

オーガニックと食に精通した僕が書く記事なので、記事の信頼性は高いと思います。

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分かりやすい食品表示の見方を実例解説【食品選びはこれでOK】

僕らの消費行動を大きく左右する重要な食品表示ですが、見方(読み方)を知っている消費者はどれくらいいるでしょうか?

本記事では、消費者にとって分かりにくい食品表示について、実例を交えながら具体的に解説していきます。

・法律で決まっている食品表示の方法

食品の表示は食品表示法という法律があって、消費者がお店で食品の内容や安全性を理解した上で購入出来るようにルールを決めています。

⇒食品表示の意味を知ろう

食品表示をする意味は、食品表示法の第一条の目的に明記されています。言葉が難解なため、分かりやすく言い換えると以下のようになります。

<食品表示の意味>

消費者が食品を食べる際の安全性の確保と、適正な食品を選択する機会を奪わないため

あくまでも、食品表示は「消費者」のために行うものです。法律にも、しっかり明記されているんですね。

⇒2020年4月から分かりやすくなった食品表示

食品表示については、ちょっと前まで「食品衛生法」、「JAS法」、「健康増進法」という3つ法律でバラバラに存在しました。

消費者からすれば、基準が複雑で分かりにくかったのです。

そこで、それら3つの法律を一つにまとめて分かりやすくしたのが、2015年に作られた食品表示法です。

食品表示法は準備期間を経て、2020年4月から新しい食品表示の制度が始まりました

今回解説するのは、この新しくなった食品表示を踏まえたものです。

本記事では、加工食品の表示を例に詳細解説していきます。

・分かりやすい食品表示の見方【実例解説】

それでは、僕が仮に作った食品表示をラベル読みながら、ポイントを項目ごとに見ていきましょう。説明する項目には色を付けています。

⇒原材料名の表示

原材料名の説明画像

注意して見て欲しいのは、記載されている順番です。

原材料名は、使用された原材料を重量順に表示してあります

この食品では一番多く使われているのがじゃがいもで、最も使用が少ないのは香辛料です。

もしあなたにアレルギーがあって、摂取したくないものを判断するときには、原材料名を見れば分かります。

⇒添加物の表示

添加物も原材料と同じで、使用された添加物が重量順に記載してあります

画像の食品では調味料(アミノ酸等)が最も多いですね。

今までは、原材料と添加物が混在して表示されていたため、原材料と添加物が見分けが難しかったです。

でも、新しい表示(2020年4月1日から)では、添加物を瞬時に判別できるようになりました

ちなみに上の画像では、原材料名と添加物完全に分けて表記してありますが、他にも以下のような表記が認められています。

 ・原材料名と添加物の間にスラッシュを入れる

 ・原材料名の最後を改行して添加物を記載する

 ・原材料と添加物の間に選を入れて分別する

いずれにしても、2020年4月から添加物と添加物以外の原材料は、しっかり分けて表記することになりました。

⇒賞味期限又は消費期限の表示

賞味期限と消費期限の違いをご存知ですか?

賞味期限の概要は以下のとおりです。

・おいしく食べることができる期限。この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではない。

・缶詰、スナック菓子など、それ以外の食品は賞味期限

消費期限の概要は以下のとおりです。

・過ぎたら食べない方がいい期限

・弁当、惣菜、生菓子など品質が急速に劣化しやすい食品は消費期限。

例の画像は、スナック豆菓子で品質が急速に劣化する食品ではないため、賞味期限が使われています

2020年5月19日までが美味しく食べることの出来る期限で、それを過ぎてもすぐに食べられない訳ではありません。

賞味期限の設定方法や近年、賞味期限が短くなる理由を、以下の記事で解説していますのでご参考下さい。

⇒アレルゲンの表示

子供から大人に至るまで、特定の食物が原因でアレルギー症状を起こす人が増えているため、7品目に原材料については表示が義務付けられています

【表示義務のあるアレルギー7物質】

卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに

画像の赤色の部分が表示されるアレルギー物質で、原材料名や添加物の欄に記載があります。

原材料だけでなく添加物についても、一つ一つについてアレルゲンを表記するのが原則です。

 ・原材料にアレルギー物質が含まれる場合は、●●を含む

 ・添加物にアレルギー物質が含まれる場合は、■■由来

などと記載するようになっています。

この食品は原材料に落花生、植物油(大豆含む)の2つ。添加物に乳化剤(大豆由来)に1つ。

計3つのアレルゲンが、含まれていることになります。

⇒遺伝子組換えの表示

遺伝子組換え農産物を使った場合や、遺伝子組換えと非組換えが混ざったものについては、その旨を表示する義務があります

しかし、遺伝子組換えでない農産物を使用の場合は、任意表示で、別に何も書かなくてもよいことになっています。

この食品ではじゃがいもが「遺伝子組換えでない」と書いてありますが、これが書いていなくても、「遺伝子組換えでない」と思って大丈夫です。

ただし、醤油や植物油等加工後に組み換えられたDNA等が検出できない食品は、遺伝子組み換え原料を使っていても表示の義務はありません

※遺伝子組換えの表示については、奥が深いため別記事でも解説しています。興味のある方はご参考下さい。

⇒義務付けられた栄養成分表示

2015年3月までは、加工食品の栄養成分の表示は任意でしたが、以下の5つの栄養成分の表示が義務づけられています。

エネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量)

食品を選ぶ際に、健康管理の目安になりますね。

まとめ:食品表示は企業からのメッセージ

食品表示は、食品企業が消費者であるあなたに発信しているメッセージです。

もし、あなたが、特定のアレルギー物質や添加物を避けていたり、カロリー等気にしたりする場合、その情報は食品表示からしか判断出来ません

食品選びは自己責任で、その情報を自分でしっかり読み解き、自分にとって必要か不要かを選択する必要があります。

食品表示の見方をマスターすることは、賢い消費者になるための第一歩ですね。

この記事が、あなたにとって食品選びのお役に立てることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【表示に関する関連記事】

「コレステロールの吸収をおだやかにする」といった、機能性が表示されている食品もあります。

こちらも、消費者がよく誤解しているものなので、以下の記事で詳細に解説しています。

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