ハム・ソーセージは添加物漬けで体に悪い!元社員の私が告白

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ハム・ソーセージの添加物のこと、食べると体に悪いのかを気にしている方向けの記事です。

記事の前半では、ハム・ソーセージの製造会社に勤務していた僕の体験談を。

後半では、食べても大丈夫なハム・ソーセージについて解説します。

✔本記事の内容

ハムソーセージは添加物漬け【新入社員の驚き】

ハムソーセージは添加物漬け【新入社員の驚き】(説明画像)

ハムソーセージの具体的な添加物の役割

ハムソーセージの具体的な添加物の役割(説明画像)

2パターンしかない安全なハム・ソーセージ

2パターンしかない安全なハム・ソーセージ(説明画像)

✔記事の信頼性

この記事を書いている僕は、オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate」を経営しています。

オーガニックと食に精通した僕が書く記事なので、記事の信頼性は高いと思います。

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ハム・ソーセージは添加物漬けで体に悪い!元社員の私が告白

今の仕事柄、あまり人には話したくありませんが、僕がかつて働いていた会社は大手のハム・ソーセージの製造会社です。

参考:これまでの僕の経歴は、「管理人の横顔」という記事にまとめています。

この記事では、ここで体験したことを基に、ハム・ソーセージの添加物について解説していきますね。

・ハムソーセージは添加物漬け【新入社員の驚き】

新卒の22歳で僕が配属された部署は、会社の食品を製造する中枢部門である製造部です。

工場の中では、見上げる程の大きなミキサーや、剣山のような針がたくさんついた大型機械。

日常では決して見ることのできない機械に囲まれた毎日です。

1回で仕込む肉の量はgやkgではなく、t(トン)の世界。

毎日、何トンものお肉がハムやソーセージ、ベーコンなどに加工されています。

工場の中では日々、マスクをした社員が大量の粉や液体をお肉の塊にぶち込み、大型ミキサーで混ぜ込んでいるのです。

⇒「取扱い注意」の白い粉や液体が置かれた倉庫

入社して3ケ月頃経ったある日、いつも使っている白い粉が足りなくなり、資材倉庫に初めて足を踏み入れました。

薄暗い倉庫の中には、箱や袋に入って山積みされた、様々な種類の白い粉や液体があります。

書いてある記載内容をみると、「取扱い注意!」と書かれたものも。

なぜ、人間が口にする食品の原材料が「取扱い注意!」なのか?

気になってインターネットで、自分が扱っている白い粉や液体の名前を検索窓に打ち込むと・・・・・・

全て、食品添加物と呼ばれるものでした。

リン酸塩、ソルビン酸、亜硝酸ナトリウム、増粘多糖類、・・・・・

恥ずかしい話、新卒で入社した22歳の僕は、食品添加物の危険性、いや、その存在すら今まで気にしたことはなかったのです。

⇒僕の仕事はハム・ソーセージに添加物を入れまくること

ハム・ソーセージには、様々な製造工程がありして、その工程の重要なセクションには、社員が張り付いています。

例えば、ソーセージの工程を例に挙げると、以下のようになります。

原料処理→塩せき→配合→充填→加熱→包装

僕がいたセクションは、「塩せき」と「配合」の部門で、ハム・ソーセージ製造会社で最も多くの添加物を扱う、会社の中枢部門です。

覚えてはいませんが、1日にざっと計算しても十数種類の添加物をお肉の塊に毎日入れ続けました。

・ハムソーセージの具体的な添加物の役割

ハム・ソーセージなど食肉加工食品を作る業界を、総称して「ハムソー業界」といいます。

ハムソー業界の利益は、食品添加物によって支えられていると言っても過言ではありません。

⇒利益向上のために使用するハム・ソーセージの添加物

後述するように、ハム・ソーセージの製造には、添加物の使用が仕方のない面もあります。

でも、僕が会社内部で感じた添加物を使う理由は、ぶっちゃけ、添加物がないと利益がでないからです。

具体例を挙げると「量の水増し」です。

普通であれば、1kgの豚肉からは1kg以下(概ね800g~900g)程度のハムしかできません。

肉片や血液など、製造の工程で失われていく(使われない)部分があるためです。

しかし、ハムソー業界では何と、1kgから約2kgのハムを作ることが可能です

なぜならば、お肉の中に水を注入して水増しするからです。そのメカニズムは以下のとおりです。

⇒添加物を使って本物のお肉のように仕上げる

豚肉は価格が高いので、大量には使えません。

そこで、安価で大量に使える大豆や卵由来のタンパク質を、肉の代わりとして塩水と一緒に注入して肉の量を水増します

しかし、このままでは、当然、注入された水は豚肉から流れ出し、意味がありません。

ここでリン酸塩という魔法の添加物が登場します

リン酸塩は、注入した水が漏れ出さないように保水用の添加物として、ハムソー業界は大変重宝しています。

これを使うことで、少ない豚肉のタンパク質に、注入された大豆や卵由来のタンパク質が自然に混ざり、あたかも全てが肉のたんぱく質であるかのように加工できます

そして、増粘多糖類という添加物を使ってお肉のモチモチ感をアップさせます。

少量ですが劇物に指定されている亜硝酸ナトリウムを加えて、綺麗で食欲をそそるピンク色に仕立てます。

また、ソルビン酸を入れて、製品の保存性を高めたりもします。

このように、少量のお肉から、お肉に似た加工食品を2倍程度に増量して作るのに成功します。

それが売れれば売れるほど、利益が積み上がっていきます

⇒ハム・ソーセージの添加物の使用は必要悪?

一方で、僕も社内で教育されましたが、ハム・ソーセージに添加物を使う理由は、以下のようなメリットもあります。

✔細菌やカビなどの増殖を抑え食中毒を防ぐ

✔肉の色を綺麗なピンク色にして見た目がよくなる

✔原料肉の臭みを消す    etc・・・・・・

確かに、発がん性のある添加物も使われますが、全て基準の範囲内で使われているため、食べてすぐに、体調が悪くなるといったことはありません

しかも、添加物の使用は、使用する会社だけでなく、その製品を販売するスーパーやデパート、そして僕ら消費者も容認しています。

これらのことを、以下の記事でまとめていますので、興味のある方はご覧ください。

⇒「体に悪い」のは個々の添加物よりも複合摂取

このブログでの、僕の添加物に対するスタンスは、「添加物は必要悪」です。不要でもあり、時には必要でもあります。

しかし、自分がかつて働いたハムソー業界の添加物については、少し考え方が違います

ハム・ソーセージに関して言えば、「大手であっても(大手だからこそ)、一般の添加物漬けの商品は食べないで!」です

確かに、個々の添加物を見ると、発がん性があったりしますが、基準内の使用なので、それほど気にする必要はないでしょう。

ただ、使われる添加物の量が多すぎて尋常じゃありません。これが意味するのは、添加物の複合摂取問題です。

要するに、個々の添加物の安全性は確認されていても、複数の添加物を同時に体内で摂取したときの影響は、誰も証明出来ないのです。

だから、できるだけ添加物の少ない食品を選んだ方がよくて、その観点から、ハム・ソーセージは選ぶべき食品から外した方がいいでしょう。

添加物の安全性試験は、どのように行われるのか?裏事情を以下の記事で紹介しています。ハム・ソーセージを避けるべき意味が分かるでしょう。

 

・働く社員はどう思う?ハム・ソーセージの添加物と罪悪感

ここまで読んでくれたあなたは、不思議に思ったはずです。

「社員がみんな、あんたのように思っていたら、会社が成り立たんやろ」と。

その質問には、以下のとおり回答します。僕の経験上、ハム・ソーセージ会社の社員には、以下の3パターンに分類されます。

⇒添加物について何も知らない社員

僕のような入社したばかり、あるいは、食品を作る製造部には配属されず、営業職や事務職など違う部署で働いている社員です。

この社員たちは、ハム・ソーセージの製造に直接携わる訳ではないため、大量の添加物が使われていることを知りません

⇒添加物について見て見ぬ振りをしている社員

ハム・ソーセージの添加物は、危険(やばい)と知っている人です。

このような社員は、僕のように、製造部で働いている社員、あるいは働いたことのある社員が多いです。

危険だが基準を守り使用しているので大丈夫」と自分に言い聞かせて仕事をしています。

守るのは消費者の健康ではなく、自分の家庭です。

ただ、体に悪いと知っているので、自分が作った添加物だらけのハムやソーセージを自分自身、そして大切な家族にたくさん食べて欲しくないと思っています。

⇒添加物に耐えきれず辞めていく社員

僕のような人間です。

日々、自分の手で体に悪い食品を作り、市場に流通させていることに相当の罪悪感とストレスを感じています

しかし、多くの社員は、守るべき家族がいるため、会社を辞める人はとても少ないです。

僕の場合も、まだ独身で守るべき家族がいなく、若かったから辞められたと思います。

もし結婚して子供がいたら、僕も「見て見ぬふりをしている人」になっていたと思います。

2パターンしかない安全なハム・ソーセージ

もし、あなたが安全なハム・ソーセージを望むのであれば、それを手に入れる方法は2つしかありません。

1つは、自分で作ること、もう一つは、無添加のハム・ソーセージを選ぶことです。

・【パターン1】超簡単:ソーセージは自分で作れます

自作のソーセージ作りは意外と簡単です。原材料は豚肉、天然羊腸、塩、砂糖のみです。添加物は全く使用していません。

使用する機械は値段はピンきりですが、Amazonでも簡単に購入できます。

2,000円代のものから揃っていますので、是非、お子様とご家庭で作ってみて下さい。僕も、息子と自宅でよく作っています。

色んな機械があって面白いので、のぞいて見るだけでも楽しいですよ^^

>>Amazonの手動ソーセージメーカーコーナー

利益など考えず、水増ししない美味しいソーセージを作るためには、このぐらい単純な材料にしかなり得ません。

手作りの味は、かつて私が会社で作っていたソーセージとは別格です。添加物ではなく、しっかりとした肉の味がします。

お肉の旨味が舌にじわぁ~と広がり、舌が喜んでいるのが自分でも分かるのです。

・【パターン2】無添加のハム・ソーセージを選ぶ

もう一つは、無添加のハム・ソーセージを探すことです。

ポイントは、食品表示を見ることですね。僕がかつていた会社のような大手のソーセージは基本的に以下のような表示になっています。

ハム・ソーセージの添加物の表示写真

とにかく添加物が多いのが特徴です。

自分でソーセージを作れば分かると思いますが、このような会社の製品は、はっきり言ってお肉の味はしなく、添加物の味がしかしません

一方、無添加ソーセージの表示は、以下のようになっていて、材料がとてもシンプルです。同じソーセージとは思えませんよね。

ハム・ソーセージの無添加表示写真

いずれにせよ、食品表示から添加物を見分ける力が必要ですが、分からない方は以下の記事で解説していますので、ご参考下さい。

まとめ

赤裸々な内容に、衝撃を受けた方がいたらお詫びします。

僕がこの記事を書いた理由は、少しでも多くの方にハム・ソーセージの添加物の多さを知って欲しいからです。

そのためには、オブラートに包んで自分の経験談を紹介しても、意味がないと思いました。※決して炎上狙いではありません(笑)

この記事を読んで、あなたが探していた答えは見つかりましたか?

大事なことなので、もう一度言いますネ。

ハム・ソーセージの添加物の多さは、たくさんある食品の中でも別格です

特に、小さなお子様がいるご家庭では食べ過ぎに注意して下さいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【あわせて読みたい】

ハムソーセージは贈り物としてもよく利用されます。大切な方だからこそ贈りたい、ハムソーセージを以下の記事で詳細に解説しています。

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