古処鶏をレビューする【抗生剤不使用の安全な鶏肉ならコレ!】

本記事のテーマ

古処鶏(福岡県の銘柄赤鶏)についてネットで調べたけど、レビュー記事が少なく、実際の利用者からもう少し詳しい情報が欲しい。

こんな疑問に答える記事です。

注1)抗生剤不使用の安全な鶏肉で、スーパーにある鶏肉より値段は高めです。

注2)コスパ重視の鶏肉を探している方には、おすすめできないので他サイトへお願いします。

✔本記事の内容

・古処鶏をレビューする【抗生剤不使用の安全な鶏肉ならコレ!】

古処鶏はこんな人におすすめ(説明画像)

・古処鶏の値段や購入方法の疑問に答えます

古処鶏の値段や購入方法の説明画像

・古処鶏は日本でわずか数%の銘柄赤鶏

古処鶏は日本でわずか数%の銘柄赤鶏の説明画像

この記事を書いている僕は、子供の食と健康を専門にしたオーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate」を経営しています。

現在は古処鶏を使っていますが、古処鶏に出会うまで他の鶏肉で色んな悩みや疑問を感じていました。

そんな僕が書く記事なので、記事の信頼性は高いと思います。

それでは、早速話を進めていきますね。

古処鶏をレビューする【抗生剤不使用の安全な鶏肉ならコレ!】

レビューの前に古処鶏とはどういう鶏かをサラッと復習。僕が説明するより、以下の動画をご覧ください。

動画出典:福岡ブランドWEBサイトより

・古処鶏はこんな人におすすめです

かつての僕もそうでしたが、多くの方が今使っているお肉は国産若鶏(=ブロイラー)だと思います。恐らく、これに何らかの疑問を感じたから古処鶏にたどり着いた方も多いのでは?

 

以下、古処鶏がどんな方におすすめなのか3つ挙げて解説します。なぜ、この3つなのか?

理由はこの3つは当初の僕の悩みで、古処鶏を扱うようになってから3つ悩みの全てが解決したからです。

 

⇒かわいそうなブロイラー以外の鶏肉を探している方

僕がブロイラーに違和感を持ったことは、以前の記事:「ブロイラーとはかわいそうな鶏か?品種改良された国産若鶏の実態」で解説しました。

要するに国産若鶏=ブロイラーとは、人間の都合で異常に成長が早くなるように改良された鶏です。

 

鶏自身が望まない品種改良により、足が不自由になる、心臓の負担が大きくなる等、何らかの疾患を抱え長生きできる鶏は皆無です。

 

一方、古処鶏はブロイラーではなく、日本で流通する数少ない銘柄赤鶏です。使う鶏肉をブロイラーから古処鶏に変えて、罪悪感がなくなり随分、気持ちが楽になりました。

 

⇒抗生物質や殺菌剤を使用しない安全な鶏肉を探している方

日本の養鶏では、抗生物質や合成抗菌剤の使用は当たり前です。

一応、これらの使用基準は定められているのですが、業界関係者の裏話では守られていない事も多々あるとか。

 

怖いのは薬剤の残留と、それを食べた消費者が菌に対して耐性を獲得することです。

家畜の薬剤投与とヒトに及ぼす影響は、以下の記事でもまとめていますのでご参考下さい。

怖いですねよ~。僕は、そんなお肉をお店のお客様や自分の家族に食べて欲しくありませんでした。

古処鶏はブロイラーでなく赤鶏で、抗生物質や合成抗菌剤を使用していません。

 

⇒アニマルウェルフェアを考えた飼育の鶏肉を探している方

質の高い心身ともに健康なお肉や卵は、アニマルウェルフェアの考え方を取り入れた飼育がされています。

 

アニマルウェルフェアについては、以下の記事で詳細に解説しています。

参考:求められる家畜のアニマルウェルフェア!家畜の5つの自由を叶えよう

 

古処鶏は薬を使わないだけでなく、飼育に以下のような配慮がされています。

日本の養鶏では、中々探すのが難しいアニマルウェルフェアの精神が、しっかり守られています

・平飼いで成長に必要な空間が確保されている

・遺伝子組み換えやポストハーベスト農薬を排除した良質な餌を与えている

・長期間急がずにじっくりと成長させる

・古処鶏を使う理由と口コミ

以下、僕が古処鶏を使うことになった経緯と、僕以外の古処鶏使用者の口コミ紹介です。

⇒【体験談】なぜ僕が古処鶏を使うようになったのか?

僕は以前、お店でブロイラーを使っていました。ただのブロイラーではなく、古処鶏のように抗生物質や合成抗菌剤を一切使用しないこだわりブロイラーでした。

ある日、赤鶏のお肉を食べる機会がありました。胸肉だったのですがいつも食べているブロイラーとあまりにも大きさが違ったのです。

参考:ブロイラーとはかわいそうな鶏か?品種改良された国産若鶏の実態

赤鶏の胸肉はブロイラーよりかなり小さく、でも肉の旨味はしっかり感じました。どんな飲食店よりも、こだわったお肉を使っていると自負していた自分が恥ずかしくなりました。

正直、鶏の胸肉がこんな小さいことを初めて知ったのです(恥ずかしすぎる・・)

そこから、先程話した3つに該当する鶏肉を血眼になって探しました。

最終的には、古処鶏に決めましたが、当初僕が検討した安全な鶏肉5つを以下の記事で紹介しています。

⇒古処鶏を使った方の口コミ

僕だけじゃなく、多くの方も古処鶏の質の高さや美味しさを評価しているようです。以下、埋め込みだけで済みませんが、投稿者の想いは伝わってきます。

古処鶏の値段や購入方法の疑問に答えます

・古処鶏の値段はブロイラーの2倍以上

アバウトですが、胸肉で考えると国産若鶏(=ブロイラー)が1kgあたり500円程度です。古処鶏では安い通販でも2倍以上(1,000円以上)します。

正直、スーパーに並ぶ国産若鶏(=ブロイラー)と比べて安くはありません。

でも、もっと高級な、そして厳格な飼育基準がある地鶏では、国産若鶏(=ブロイラー)の4倍以上の値段になります。

 

要は考え方です。国産若鶏(=ブロイラー)が安すぎるのです。アニマルウェルフェアに配慮した手間暇のかかる鶏肉は、最低でも古処鶏くらいの値段はするものです。

後述しますが、安全な食品を求めるのであれば、選び際の価格の基準を上げることが大事です

 

 

・初めて購入する場合は楽天市場がいい理由

一般家庭の方で初めて古処鶏を購入される方は、楽天市場(古処鶏検索ページ)からの購入がいいでしょう。

 

【理由その1】古処鶏公式の通販サイトは業務用に対応している(=家庭用には量が多すぎてお試し用には危険)。

 

【理由その2】アマゾンやヤフーショッピングの他サイトでは取扱がないか、あっても非常に少ない(古処鶏に関しては楽天が一番充実している)。

 

僕が一番困ったことは、古処鶏を試しに初めて購入したときです。

例えば、「胸肉だけを試したい」、「もも肉だけを試したい」と部位別お肉が欲しいとき、古処鶏公式の通販サイトは2kg以上からの注文になるのです。

 

ちょっと一般家庭には多すぎますよね。

もし、気に入らなかったら・・・その恐怖が当初の僕にはありました。楽天市場なら、例えば胸肉は500gから注文OKで、万が一失敗しても許せる量ですネ。

 

そんな理由から一般家庭で初めて古処鶏を試す方は、楽天市場から目的のお肉を探すのがおすすめです。部位別のお肉からセット商品まで豊富な品ぞろえです。

>>楽天市場で古処鶏を調べてみる

 

 

・飲食店の方なら直接会社へ電話がいい理由

もし、これを読んでいるあなたが飲食店の方なら、以下のWEBサイトからジャンプして飲食店であることをまず電話で連絡した方がいいと思います。

 >>天野商店オンラインショップ

 

理由は先程書きましたが、古処鶏は基本、業務用に対応しています。

そのため、胸やもも肉の部位別の注文は2kg以上からとなっています。

実は、飲食店には飲食店割引があります継続的にまとまった量を取引する条件で、少しだけ料金の割引制度があります

 

なので、飲食店であればまず、あなたが飲食店と告げた上で担当者に名前(会社名)を覚えてもらっていた方が後々、購入料金が安くなります。

 

古処鶏は日本でわずか数%の銘柄赤鶏

国内鶏肉の流通割合:一般社団法人 日本食鳥協会資料より管理人が編集したもの

・あなたは値段じゃなく質を選択する賢い消費者

古処鶏を含めて、銘柄赤鶏や地鶏の購入を検討しているあなたは、値段ではなく質を選択する賢い消費者だと僕は思います。

要するに、一般の消費者が知らずに買っている鶏肉の裏側を、ある程度ご存知だということです。

 

上画像は、国内で流通する鶏肉の種類です。スーパーで一番多くみかけるのが、一番下にある国産若鶏(ブロイラー)で54%と全体の半分以上です。

その次に銘柄鶏(ブロイラー系)で43%で以前の僕はこれを使っていました。この画像を見ると、日本で流通している鶏肉の97%はブロイラーです。

 

あなたが購入を検討している古処鶏は銘柄鶏(赤系)に含まれわずか2%。国内でもとても貴重な赤鶏なのです。そして、上に行けば行くほど価格は高くなります。

古処鶏に限らず、この表は、鶏肉を選ぶ際の参考になると思うので覚えておいて下さいね。

 

しっかりした食品は当然、値段も高くて当たり前なのです。

むしろ、スーパーで売られている国産若鶏(=ブロイラー)がなぜ、これだけ安く販売できるのか?その理由を考えることが大事だと思います。

 

 

・その選択があなたと家族の未来の健康を守る

あなたが古処鶏を買うか迷っている理由は何ですか?

抗生物質や合成抗菌剤不使用だから?貴重な赤鶏だから?ブロイラーが嫌だから?・・・

 

恐らくその根幹にあるのは、自身や家族の健康を守るためではないでしょうか?

そう、大切に育てられ、心身ともに健康なお肉や卵は、それを食べる僕ら人間の健康を守ってくれるのです。

 

という訳で今回の話は以上になります。

古処鶏という安全な鶏肉を、一度あなたも試してみませんか?

>>古処鶏を調べてみる

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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