添加物の子供への影響は気にしない?味覚破壊と過剰摂取が怖いです

オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)」を経営しているyoshikiです。

食品添加物が子供に及ぼす影響が気になっている親向けの記事です。

この記事では、以下のような悩みや疑問に答えます。

・添加物は子供に悪いって聞くけど、なぜ、そのような危険なものが食品に入っているの?

・添加物は子供に悪いって聞くけど、実際子供の身体にどのような影響がでるの?

・添加物をあまり気にする必要はなにのかしら?

【 結 論 】

食品添加物は「必要悪」で、なくなっては社会全体が困ります。過剰に恐れる必要はないですが、特に子供には過剰摂取と味覚破壊の悪影響があるため、「添加物は気にしておく必要がある」です。

この記事を書いている私は、子供の食と健康を専門にしたオーガニックレストランを経営し、自ら有機JAS認証を取得ているオーガニックの専門家です。

日頃からたくさんのお子様をこの目で見ているため、記事の信頼性は高いと思います。

それでは早速、今日のお話を進めていきましょう。

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必読です「食品の裏側」

「パパ、なんでそのミートボール、食べちゃいけないの?」

・・「とにかくこれは食べちゃダメ、食べたらいかん!」皿を取り上げ、説明にもならない説明をしながら、胸がつぶれる思いでした。

ドロドロのクズ肉に添加物をじゃぶじゃぶ投入して作ったミートボールを、我が子が大喜びで食べていたという現実。

出典:食品の裏側 みんな大好きな食品添加物 p41抜粋

 

食品添加物を詳しく知りたいママには必読書である、食品の裏側みんな大好きな食品添加物[ 安部司 ]分かりやすく断然オススメです。

 

上記に書かれてある、「ドロドロのクズ肉に添加物をじゃぶじゃぶ投入して作ったミートボール」を作ったのが本の著者である安部司さんです。

 

 

安部さんは食品添加物の元トップセールスマンで、食品添加物の神様と言われていました。

この本では、そんな安部さんが分かりやすく、食品製造の裏舞台を公開してくれます。

 

食品添加物を使う現場で働いた人は、自分にとって大切な人(家族・恋人・友達など)に添加物まみれの食品を口にして欲しくないと思っています

 

かつての食品企業で働いている私も同じです。

⇒⇒「ハム・ソーセージは添加物漬けで体に悪い!元社員の私が告白」で私も安部さんと同じ経験したことを紹介しています。

 

食品添加物が使われる理由

それではなぜ食品添加物を使う必要があるのでしょうか?

本にも書かれていますが、製造者販売者消費者が容認しているからです。

私達消費者が容認?と思われた方いらっしゃるかもしれませんが、毎日、添加物が含まれている食品を購入して製造者に1票入れている訳です

食品添加物の役割

冒頭で食品添加物は「必要悪」と書きました。

ここでは、添加物が担っている役割について、代表的な添加物を例にざっくりと解説します。

保存料:食品の腐敗、変色、味の変化を引き起こす原因となる微生物の増殖を抑え、保存性を高める食品添加物です。

甘味料:甘味料を使用すると砂糖を使用するよりも保存性が高まるため、菓子や飲料などをはじめとする多くの食品に使用されています。

着色料:食品の持つ自然の色あいを維持することが難しいため、人工的に色を調整して美しく見せるために着色料が使用されます。

香 料:食欲を刺激するために、風味の落ちた香りを復活させ香りを増強するために使用されます。

添加物を使用する会社から言わせれば、微生物の繁殖を抑えたり、保存性を高めたり・・・・「全てはお客様のために」と言っても間違いではありません

食品添加物がなかったらどうなる?

現実的ではありませんが、次に「食品添加物がなかったら」の話をします。

保存料がなかったら

単純に腐りやすくなるので、買ってその日に食べるくらいの気持ちが必要です。

もしかしたら、食品製造者が製造してスーパーにその製品が並ぶ頃には、変色や腐敗が進んでいるかもしれませんね。

消費者だけでなく、販売者もすぐ腐るような製品は困るわけです。

甘味料がなかったら

企業側の目線で考えると、お砂糖を使って製品を作る代わりに甘味料を使った方が、製造コストが大きく下がり大量に作ることが出来ます。

スーパーやコンビニに並ぶ清涼飲料のほとんどに甘味料は使われていますので、甘味料を使わないと私達が購入する清涼飲料水などの食品は値段が大きく跳ね上がるでしょう。

着色料がなかったら

食品の製造、加工時に色をつける目的で使用されます。

食品は見た目が命で、色の悪い製品は誰も購入してくれません。

例えばあのピンク色のかまぼこは、ピンク色が入ることによって美味しそうに見えますよね?

お菓子やドリンクにも使用されていて、私達は知らずのうちに視覚的美味しそうなものを選んでいます

着色料を使用しなければ見慣れない製品がたくさん並ぶでしょう。

販売者も見た目が悪くて売れ残るより、見た目がよくたくさん売れることを望んでいます

香料がなかったら

例えば果物をジャムやジュースに加工すると、その加工過程で果実本来の香りが壊れてしまいます

その壊れた香りを補うために香料を入れますので、香料がなければ香りの薄いジャムやジュースになります

また、炭酸飲料には元々香りがないため、香料がなければ子ども達は喜んで飲まないでしょう。

身体に悪いと誰もが知っているけど、結局たくさん添加物が使用されるのは、このように、製造者、販売者、消費者の3者に都合のよい(=皆が恩恵を受けている)からです

添加物が子どもに及ぼす2つの影響

添加物について勘違いが多いのが、食べたら癌になる(発がん性物質)や肝臓などの臓器が悪くなるといったもの。

これらは、週刊誌等の一部メディアが煽っているだけで、ちょっと口にしたからといって危険なわけではありません

なぜなら、国が使用基準を定め、継続的に摂取しても大丈夫な量しか使われていないからです。

私があなたに伝えたいのは、そのような健康リスクの話ではなく、もっと現実的な話です。

摂取量超過の問題 

使用される添加物は試験を行い、国が使用を認めているものです。

当然、試験はマウスなどの動物で行う訳ですが、「○○(添加物)を□□g摂取しても大丈夫」といった許容摂取量はどこに焦点を当てているのでしょうか?

・体重や年齢、性別など人には様々な違いがありますが、一律に線引できるものなのでしょうか?

・0歳から90歳を過ぎたお年寄りまで人間には幅広い年齢層がありますが、安全と確認された摂取量を例えば2歳の子どもが摂取しても問題ないのでしょうか?

私は、食品添加物を摂取することの影響は、大人(親)よりも子どもの方が大きいと考えています

それは、簡単に大量に摂取可能であるが故、体が小さい子どもには許容量を簡単に超してしまうのではないかということです。

例えば、インスタントラーメンを子供と一緒に食べる家庭もあります。

このとき、3歳の子供と、38歳の親では明らかに添加物の許容範囲が違うことは誰でも分かりますよね。

味覚破壊の問題

そしてもう1つは、添加物によってお子様の味覚が壊れてしまうこと。

私の経営しているオーガニックレストランには様々なお客様がいらっしゃいますが、最近とても心配になることがあります。

ストレート果実ジュースが飲めない / 果物が食べられない /  野菜がたべられない

そんなお子様がとても多いです。

お母さんが食べさせようとしても、「甘くない、味がしない」と口にしないのです。

そして、持参してきたジュースやスナック菓子を与えているのを目にすることが多々あります。

日常的に添加物たっぷりのジュースやスナック菓子ばかり与えると、野菜や果物本来の味が分からなくなると思います。

添加物のような強い刺激がないと旨味や香りを感じなくなるのです。

見ていて思うのですが、わずか2歳の小さいお子様が既に味音痴になっていて、明らかに味覚が壊れている症状を見ると衝撃を受けます。

~関連記事~

子供の味覚が壊れている現状について、「味覚がおかしい子供が増えている?~大事にしたい味覚形成期の食~」で紹介していますのでご参考下さい。

まとめ

とは言っても、私達の生活の中から添加物を全て排除するのは不可能です。

 

特にお子様の口にするものは、含まれる添加物をある程度確認しておく必要がありますし、大人が食べるような刺激が強いお菓子や飲料を与えないことです。

何が添加物か判断がつかない時は、「食品の裏側」に書かれている公式:食品添加物=台所にないものを覚えておいて確認できます。

※増粘多糖類、着色料pH調整剤←このようなものはご自宅の台所にないはずです。

 

もう一度言いますが、食品添加物は食べてすぐに健康被害がでるようなものではありません

が、そのリスクをしっかり分かった上で使うことが大事なのです。

 

リスク管理の仕方は、別記事「食品添加物の危険性はリスク管理で緩和、上手な添加物との付き合い方」で解説していますので、興味のある方はご参考下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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