顧客はたくさんいないけど、顧客が増えた時に対応できるように農地は広げておく。
いやいや、顧客が見つけてから農地を広げた方がいい。
色んなご意見があるかと思いますが、農家にとって難しい問題だと思います。
今回は僕も同じように悩んだ経験からお話しさせていただきました。
✓顧客探しと規模拡大は同時並行で進めていく
✓顧客が実際に見つかるのと規模拡大はタイムラグが発生する
✓経営状況を見ながら慎重に拡大していく
といった部分に言及しています。
現在、規模拡大の仕方について悩んでいます。
知り合いから農地を任せて貰えそうなのですが、お客さんが少ない状態で規模拡大してもいいのか?
逆にお客さんの少ないうちは、お客さんを見つけることに専念して規模はその後に大きくしていけばいいのか?
そんな悩みです。高城さんのアドバイスというか、高城さんがどうされているのか知りたくて投稿しました。宜しくお願い致します。
Aさん こんにちは^^
結論から先に申しあげると、同時並行で進めましょう!!
ですね。
この問題は、昔、僕もかなり悩みました。
規模拡大しても、売るお客さんがいなければ作るだけ無駄だし、逆にお客様がいても売る野菜がなければ、機会損失になるわけです。
でも、あるとき気付いたんですよね。
お客様を見つける時間と規模拡大をする時間にはタイムラグがあることを。
つまり農地はタイミングもありますが、交渉すればすぐ決まるのに対して、お客様を見つけるには、ある程度の時間がかかります。
お客様の急拡大と農地の規模拡大が、同時に進むことなんてまずないんです。
だったら、答えは簡単ですよね。
「お客様を見つけつつ、条件のいい農地を耕していく」
これにつきます。
ただし、ご自身の適正規模を見極めることは重要です。
労働力や保持している機械・器具、作る品目や現在の顧客数から、どこまで拡大できるかは慎重な検討が必要です。
拡大しすぎて手が回らず、野菜や梱包の質が落ちればお客様は離脱していきますので。。
応援していますね^^
上記は、僕が運営している無料のコミュニティ「個人農業者の勉強部屋(経営力UPを目指す!)」でのやり取りです。
参加に興味のある方は、以下の記事をご覧ください。