農業でどのように顧客を集めるのか?

僕は自分の有機農業の傍ら、研修を実施したり無料のコミュニティ運営をしています。

そこで必ず質問を受けるのが、僕自身の集客方法です。

高城は「ブランド」と「情報発信」で集客している

ブランドを構築すると「比較」が起こらず集客がイージー

情報発信は自分を知らない人に振り向いてもらうため

といった部分に言及しています。


いつもブログを拝見して、勉強させてもらっています。

突然の質問で申し訳なにのですが、高城さんはどのように集客されているのでしょうか?

といいますのも、FBページやインスタを見ても、一切お野菜のPRをされていないからです。

宜しくお願い致します。

 

Aさん
こんにちは^^

僕の集客方法は分解すると以下の2つです。


①ブランド
②情報発信


以下、簡単に説明します。

 


①ブランド

僕は宮崎市でレストラン「やさいの庭Chiisanate」を経営していました。
4年ほどの経営の中で培った、ブランドがお客さんを集めてくれています

 

過去の発信内容、レストランのコンセプト、お店の雰囲気や料理の内容、色々ありますが、実店舗に来てくれたお客様が、Chiisanateブランドを信用して野菜を定期購入してくれます。


一旦、ブランドを構築すると、
集客は超イージーです。

 

理由は、他社との比較が起きないから


・Chiisanateの高城さんが作る野菜は安全
・Chiisanateの雰囲気や考え方が好き


みたいな感情が、既存顧客の中に刷り込まれています。


なので、たくさんある有機野菜の中でも、
価格や質の比較が顧客の中にないんですよね。

 


②情報発信

①のブランド集客がイージーなのに対し、「情報発信」による集客は、一気に難易度が上がります。県外のお客様には、Chiisanateブランドなんて通用しませんよね。

 

「へぇ~、レストランが有機野菜作ってんだ-」
みたいな感じで、特段、顧客に刺さることがないんです。


なので、自分を全く知らない人を振り向かせるには、情報発信をする必要があります
しかも、顧客にとって有益な情報ですね。


僕で言えば、その情報発信ツールがこのブログです。

 

無償で有益な情報を発信し続けると、
「おやっ?この人の言っていることってなんか面白い」みたいな感じで興味を持ってもらえます。


今はネット社会。
宮崎の山奥に住んでいますが、県外の方からも申込が入ります。


僕は、このブログにあえて、有機野菜の記事だけを入れていません。
添加物、肉や卵、有機JAS制度など、「食」に関する様々な情報を読者に提供しているんですよね。


要するに、「食」の専門家として認知して欲しい。
そしてこの人が作る野菜なら安心だ。

こう、持っていきたい訳です。


以上が、僕(Chiisanate)の現段階の集客方法です。
ご参考になれば幸いです。

 

 

上記は、僕が運営している無料のコミュニティ個人農業者の勉強部屋(経営力UPを目指す!)」でのやり取りです。

参加に興味のある方は、以下の記事をご覧ください。

【無料コミュニティ】個人農業者の勉強部屋の解説>>

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