トップ画像はイメージです(今月のものではありません)
こんにちは。
やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)のオーナー をしている高城(@chiisanate_0609)です。
長い梅雨がやっと終わりましたね。
8月から本格的な夏になりますが、残念なことにこの時期に目新しい野菜を提供することはできません。
なぜなら、長い梅雨の間に、種まきや植え付けができなかったからです。
なので、今月のお野菜は梅雨前に植え付けていたものや、春先に収穫して保存していたものになります。
さて、Chiisanateにランチメニュー(8月のお重箱)を紹介します。
8月は空心菜やオクラ、モロヘイヤやツルムラサキ、ゴーヤなどの夏野菜に加えて、収穫して貯蔵しておいたビーツや落花生、枝豆を使った料理も登場します。
農業とお店を3年以上やれば、このような知恵や工夫も生まれます^^
Chiisanateのランチを食べて、夏バテ防止に向けた栄養補給をしてくださいね。
それでは早速、今月のお重箱の中身を見ていきましょう。
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毎月楽しみに来店されるお客様がいらっしゃるため、お料理の写真は掲載しないことにしています。
来店されてからのお楽しみということでお許しくださいませ。
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今月のお品書き
8月のお品書きは、上画像のとおりです。
メイン料理は2品目の中から、1つを選ぶ選択性になっています。
※ベジメニューは1つ。お肉メニューは1つです。
選択性のメイン以外は、共通メニューです。
共通メニューは「人参葉のしらあえ」から「トマトのコチジャンあえ」まで全9品で構成されています。
今月も有機食材(有機野菜や有機調味料)を、多く使用しております。
どの品目にどのような有機食材(野菜・調味料)を使用しているか興味のある方は、以下をクリックしてご確認下さい(PDFが開きます)。
メイン料理の紹介
今月のメインの紹介です。
ベジ2つ(お肉を使わないメイン)かお肉(お肉を使うメイン)の2つの中から、1つだけ選択できます。
【ベジメイン】
トマト入りかぼちゃコロッケ
秋のイメージがあるかぼちゃですが、実は夏に収穫します。ほっこりかぼちゃにトマトの酸味が加わって、のどごしの良いかぼちゃコロッケが出来ました。
お肉は入っていませんが、麩が入っているので、タンパク質もしっかりとれるコロッケです。
【お肉メイン】
古処鶏のバジル風味カツ
古処鶏のチキンカツです。下味にバジルを使っています。
古処鶏は臭みがないので、バジルの清涼感がより感じられるように思います。
まずはソースなしに食べてみて下さい。
陽子さんお勧めの一品
今月の共通メニューの中から、Chiisanateのシェフである陽子さんから選ぶお勧めの一品を紹介します。
今月のおすすめは、「ビーツポタージュ」です。
鮮やかで、冷たく、ぽってりとしていて、滋味深い。
随分ポピュラーになったビーツですが、好き嫌いの分かれる野菜でもあります。いろいろなレシピを考えましたが、ビーツのポタージュはいつ出てくるの?
といつもお尋ねくださるお客様のお顔を思い出して、今月はポタージュにしました。
バテた身体に、やさいの力が入って来るのを感じるポタージュです。
今月のオススメお野菜
今月のお勧め野菜は、ピーマンです。
そんなに珍しい野菜ではないのに、オススメにした理由は、お店に売ってあるピーマンとは大きな違いがあるからです。
実は、僕、ピーマンが小さい頃から大嫌いでしたが、自分で作るピーマンは比較的食べられるようになりました。
僕は、肥料をほとんど与えないため、ピーマンはお店に売っているような濃い緑色になりません。
肥料を与え過ぎると野菜は、濃い緑色になりますが、えぐみや苦味でまずくなります。
参考:野菜の選び方を間違っていませんか?色の濃い野菜は栄養価が高い?
Chiisanateのピーマンはお店では見ることない、薄い緑色をしていて、食べるとピーマン臭がせずフレッシュな後味です。
※ピーマン嫌いな方なら、独特のピーマン臭が分かるはず。
今月は、「ピーマンの生姜炒め」として登場します。ピーマンが苦手な方ほど、召し上がって欲しい一品です。
有機野菜ノート
画像クリックで栽培記録が閲覧できます
Chiisanateが作るお野菜には、約束があります。
有機JAS認証ほ場で作っているため、種をまいた瞬間から収穫・出荷するまで
JAS規格に適合していなければなりません。
有機JASでは作る野菜について、しっかりと記録をとることが求められます。
Chiisanateは飲食店でもあるため、お客様に対して説明責任があります。
なので、毎月、Chiisanateで作る有機野菜の栽培記録はお客様に公表しております。
農薬や化学肥料の使用が気になっている方、いつ種をまいて、どのように育てたのか気になっている方、是非、ご覧になって下さいませ(上の画像をクリックすると、細かな栽培記録が閲覧できます)。
Chiisanateの野菜がどのようなコンセプトで作られているかを知りたい方は、以下の記事をのぞいてみて下さい。