味覚がおかしい子供が増えている?~大事にしたい味覚形成期の食~

こんにちは。

やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)のオーナー 兼 有機野菜を作っている高城です。

ここ数年、「味覚障害の子供が増えている!」という言葉をよく聞きます。

Chiisanateは、子どもとオーガニックをテーマにしたレストランなので、お子様連れのお客様がたくさんいらっしゃいます。

日々お子様を見ている中で、たまにですが「あれっ?」と思うときがあります。

自分の子どもと比較したとき明らかにおかしいのです。

お店に来店されるお客様は、たくさんいるお子様連れのごく一部で、「味覚がおかしい子供が増えている」とまで私には断言できません

でも、お店の中で「子供の味覚障害の症状」が、何となくですが分かる時が多々あります

今日は、子供の味覚がおかしくなるとどうなるのか?そして子供の味覚を守るためにはどうすればいいのか?

そんな観点からお話していきます。

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甘くない果汁100%ジュースや果物

Chiisanateでは「セイロのおやつセット」といって、2歳くらいからのお子様用ランチセットを用意しています。

セイロの中に一口サイズのおにぎりが3つ。

季節の果物と卵や乳製品不使用の手作りおやつ。

それにストレートりんごジュースが付いたセットです。

実は、この「セイロのおやつセット」の食べ方と、お母さんがかばんに入れている食べものから、子供の味覚をある程度判断できることに気づくのです

りんごやバナナなどの季節の果物と、ストレートりんごジュースを全く口にしないお子様がときどきいます

お店をオープンした初めの頃は、その理由がよく分かりませんでした。

果物系が嫌いなんだろうな。

そんなことしか思っていませんでした。

あるとき、子供のお母さんが無理やり、果物を食べさせようとしたときに「これ甘くないから美味しくないもん」と言ったのです。

私は衝撃を受けました。

うちの息子は、ストレートりんごジュースや果物が「甘い」と言い大好物です。

※子供は「みんな甘いと感じているはずだ」と、勝手に思い込んでいました。

そして、おにぎりくらいしか食べられない子供は、お腹が空いたといってお母さんにおねだりします。

すると、お母さんのかばんの中から、市販のお菓子やジュースがでてくるのです。

私は、医者でも専門家でもないので、味覚障害がどのようなものかを化学的に説明することはできません。

でも、天然の素材の甘みを感じない舌は、どう考えても味覚がおかしくなっているとしか思えないのです。

しかも、わずか2歳くらいのお子様がです。

大人より敏感な子供の味覚

味覚障害と言っても、薬による副作用が原因であったり、亜鉛不足やストレスであったり、原因は様々です。

 

 

その原因の一つとして、食べものが関係していると考えた方がいいでしょう。

※「味覚障害=全て食べもののせい」と捉えるのは言い過ぎかもしれません。

 

 

ただ、お子様の場合は大人よりも、日頃の食べものが味覚に大きな影響を与えます。

 

 

 

人間の舌の上には味蕾(みらい)と呼ばれる味覚を感じるセンサーが備わっています。

味蕾(みらい)は生後数ヶ月後から発達し始めますが、ある時期をピークに減少していきます

そして、30~40代には子供時代の約3分の1まで減少します

 

 

 

つまり、子供の方が大人より味覚が敏感だということです

 

 

 

市販のお菓子や清涼飲料を飲んで、大人が甘いと感じれば、子どもの舌はもっと甘いと感じているはずです。

 

果物やストレートジュースのような素材の甘さと違って、お菓子や清涼飲料には、砂糖の数百倍~数千倍の甘さが含まれる添加物(人工甘味料)が含まれています

 

そんなものが日常的にお子様の口に入ればどうなるか・・・・

 

舌は、果物などの素材本来の甘さを感じなくなるでしょう

 

 

 

なぜ、企業が人工甘味料を使うのかや、人工甘味料の危険性と子どもへの影響については、「人工甘味料の味覚破壊と依存性~糖質0なのになぜか甘い食品~」で詳しく書いていますのでご参考下さい。

 

 

大事にしたい味覚形成期の食

味覚形成期の小さなお子様に食べてもらう「食」として、私達Chiisanateが心掛けていることを紹介します。

なるべく素材の味を残し、余計な味付けをしないようにしています

野菜や果物の味は基本的に薄味です。

わざわざ、味を足さなくても味覚が発達している子どもには十分美味しく感じるはずです。

そして、様々な食材を体験して欲しいので、自家菜園で採れた色とりどりの有機野菜を「美味しそう 食べてみよう」に繋がるように盛り付けます

お子様のおやつは必ず手作りします。

市販のおやつを購入すると、先程の人工甘味料の他、香料や保存料など多くの食品添加物が含まれているからです。

味覚形成期のお子様が食べに来るお店であるからこそ、添加物が含まれる食べものを口にして欲しくないのです。

これらを全てご家庭で実践することは、難しいかもしれません。

でも、ご家庭でできる、簡単でもっと大切なことがあります。

それは、大人(親)が率先して本物の調味料を使い、家庭の味を薄味に変えることです。

大人の食生活は、必ずお子様の味覚に影響を与えます

いい意味でも悪い意味でもです。

お子様の味覚を守るために、まずはご家庭の食生活を考えてみませんか?

※ご家庭の調味料は、「その醤油、本物ですか?食卓に忍び込むニセモノ調味料のお話」で詳しく書いてありますのでご参考下さい。

まとめ

味覚って目に見えるものではないので、正常なのか異常なのかよく分からないのが当たり前です。

 

 

ただ、日常生活の中で、お子様の味覚があなたに何らかのサインを発しているかもしれません。

 

お子様の食べ方や残し方、口に含んだときの表情や発する言葉。

些細なことですが、そのサインを見逃さないことが、お子様の味覚を守るために大切なことだと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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