✓一般の醤油は添加物だらけで、体に悪いと偽物醤油らしい
✓でも、安全な醤油の選らび方が分からない
✓信頼できる人から、安全性の高い醤油を教えてもらいたい
家庭で使う醤油を偽物醤油だと気付き、本物の醤油を探している方は非常に多いです。
この記事を書いている僕は、オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate」を経営しています。
あなた同様、レストランで使用する醤油を選ぶ際には、かなり時間をかけて悩み調べました。
そこで本記事では、僕が、オーガニックレストランを経営する中でたどり着いた安全性の高い醤油5つとその選び方を紹介します。
※あなたのお財布の状況や考え方に合わせて、5つパターン別に紹介しますね。
記事を読めば、悩むことなくサクッと安全性の高い醤油にたどり着くことができるでしょう。
そして、読み終わることろにはずっと気になっていた答を知り、安心感を得られるでしょう。
この記事の目次
安全な醤油の選び方+おすすめ醤油5選
・安全な醤油の選び方
結論から言えば、日本で最も安全性の高い醤油は有機jas認証の醤油です。理由は以下のとおりです。
いわゆる、本物の醤油と呼ぶには、原材料に大豆、小麦、塩が含まれています。逆に言えば、この3つ全てが含まれていない醤油は偽物です。
参考:その醤油は本物?それとも偽物?【食卓に紛れ込む偽物調味料の話】
⇒質が高く安全面で信頼できる有機jas認証の醤油
有機jas認証の醤油は、原料の大豆や小麦が化学肥料や農薬を使用せず育てられた、遺伝子組み換えなしのオーガニック農産物です。
さらに、醤油を作る工場は、「オーガニック農産物が他と混ざらないか」や「jasで禁止された添加物を使用していないか」など外部から毎年、厳しいチェックを受けています。
原材料で有機認証を受け、さらに、醤油の製造も有機認証を受ける徹底ぶりなので他の醤油とは安全性が別格です。
中には有機と謳っていても、偽物が紛れ込んでいます。
正規の有機食品には必ず、有機jasマークが付いているので必ずマークが付いた醤油を選びましょう。
参考:有機JASマークがついた食品を購入前に、マークの意味を学ぼう
・おすすめする醤油5選【パターン別紹介】
このようなことから、僕がおすすめできる醤油は全て有機jas認証の醤油です。
商品・会社名 | 対象 | 原料等 |
原料に徹底的にこだわる方向けの醤油 | 有機大豆(石川県)、有機小麦(石川県)、食塩/天然醸造 | |
塩へこだわる方向けの醤油 | 有機大豆、有機小麦、塩(海の精)/天然醸造 | |
1つの会社から予算に応じて選びたい方向けの醤油 | 有機大豆、有機小麦、塩/産地、製造方法はそれぞれ | |
コスパ重視の方向けの醤油 | 有機大豆、有機小麦、天日塩/ 天然醸造 | |
スーパーで手軽に買いたい方向けの醤油 | 有機大豆(アメリカ産)有機小麦(カナダ産)、塩 |
※表中の醤油は全て、管理人がレストランで使う醤油を選ぶ際に検討したものです。
⇒原料に徹底的にこだわる方向けの醤油
自社で種まきをし、原料を調達して醤油を作るこだわりぶりです。
醤油の原材料ある小麦と大豆の生産を、全て「金沢農業」という農業部門で作り、醤油にして自社「金沢大地」で販売しています。
※醤油の製造は有機jas認証工場に委託
今日のサラダは『トマトとしらすの和風ドレッシング』!
— 金澤流麺らーめん南 (@minaminho373) May 21, 2016
金沢大地のうすくち醤油と有機米酢、亜麻仁油を使ってシンプルでさっぱりとしたドレッシングを作りました。
トマトは塩分の排出を助けるカリウムが豊富です!らーめんにぴったり♪ pic.twitter.com/xgPXOlDAQl
もちろん、「金沢農業」は有機jas認証のほ場で生産し、委託製造する醤油の加工場も有機jas認証を取得しています。
通常、有機jas認証の醤油であっても生産者までは分かりません。
原料から自分で作る金沢大地の有機醤油は、間違いなく日本でトップクラスの安全性の高い醤油でしょう。
⇒塩へこだわる方向けの醤油
醤油づくりに欠かせない原料の一つは塩です。大豆や小麦にこだわる醤油は多いですが、これは塩にこだわった醤油です。
煮切りは醤油2酒1みりんは隠し味程度で。
— とき♂ (@toki1999) February 11, 2017
普段使いはしないけど笑
いい素材を使うときの塩は海の精 pic.twitter.com/t1IzSZ8qWm
通常の塩は、イオン交換膜法という方法で作られ、辛く刺激的な味となります。
一方、「海の精の塩」は、伊豆大島の海水を原料に、天日や平釜を使った、伝統的な方法で作られます。
ナトリウムの他に、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど微量のミネラルも含んでいます。
それらが甘さやうま味となり、塩辛いだけではない、美味しい塩になります。
塩以外の材料である、大豆、小麦も国産の有機のものを使用しているので安心です。
塩を変えると、料理の味や体調は確実に変わります。毎日使う醤油だからこそ、塩にこだわってみてはどうでしょうか。
⇒1つの会社から予算に応じて選びたい方向けの醤油
ネット上で、たくさんの会社の醤油を比較することに疲れませんか?
そんなときは、無添加醤油の老舗、丸島醤油の製品を選ぶことをおすすめします。
最近 この醤油を 使っています!「丸島醤油」なかなかいいですよ(*^^*) pic.twitter.com/ODViEd5sri
— TAKA (@taka914JA11) February 5, 2017
老舗だけあって、安全な材料で、製法にもこだわった無添加醤油が予算に応じて色々と選べるのが魅力です。
最高級の国産有機醤油は300mlで810円、天然醸造国産有機醤油は500mlで950円、外国産の有機大豆、有機小麦を使った醤油は500mlで580円。
有機でない無添加醤油は1.8Lで1,170円と、様々なグレードのこだわり醤油がそろっています。
色々なグレードで有機醤油を比較したい人、予算に限りがある人にお勧めです。
⇒コスパ重視の方向けの醤油
創業は江戸時代で、九州の老舗醤油メーカーであるフンドーキン。
有機の原材料を使用し、1年以上発酵熟成させた天然醸造でありながら、とても手の届きやすい価格設定になっています。
これで我が家の醤油が尽きた… 薄口も濃口も(・_・; 我が家のあたりには丸大豆の薄口醤油がなかなかないし、あっても高いのよ…… ながの東急でこの前買ってきたフンドーキンの有機薄口醤油がコスパ最高の丸大豆薄口醤油なのだけど、来週にならないと長野へ行けない。どげんかせんとな!
— テラシュン (@TerraSun07) September 3, 2015
他にもこの会社は、国産大豆や国産小麦を使った無添加醤油や、防腐剤不使用のみそ等も製造しており、九州では知名度の高い、安心できる会社です。
大豆や小麦の原料は海外産ですが、オーガニックなので大丈夫。安全性を追求したいけど、出来るだけ安い醤油がいい方におすすめです。
⇒スーパーで手軽に買いたい方向けの醤油
毎日使うものだから、「ネットではなく近くのスーパーで手軽に買いたい」。そんな要望も根強くあります。
そんなあなたには、値段が手ごろで比較的どのスーパーにも置いてある、キッコーマンの特選有機醤油がいいでしょう。
近ごろ美味しいと思うもの→キッコーマン有機醤油。万能。素晴らしい
— ぱきぱき (@pakipakipaki) November 29, 2011
キッコーマンの有機栽培醤油うめえな
— サジ (@saji_foxfire) June 14, 2015
近場で手軽に買えますがもちろん、原料はオーガニック大豆とオーガニック小麦で、工場もjas認証を取得しています。
大手企業なので情報公開も適切に行われています。価格は、他の有機醤油に比べ手軽です。
安全な醤油は偽物醤油とは別物です
記事で紹介した安全な醤油は、市販の激安醤油とは全くの別物です。
安全な醤油と偽物醤油の見分け方は、値段や原材料を見ればすぐ分かります。
参考:その醤油は本物?それとも偽物?【食卓に紛れ込む偽物調味料の話】
・おすすめの醤油に慣れると偽物醤油に戻れない
いつの間にか、僕たち日本人の食卓は偽物醤油に支配されるようになりました。
支配されたのは食卓だけではありません。
味覚もセットで偽物醤油に支配されてしまったのです。
僕らの舌がどのくらい偽物醤油に支配されているかは、以下の手順で確認できます。
1.今使っている醤油が偽物であれば捨てずに一旦棚に閉まって下さい
2.そして記事で紹介したおすすめ醤油を、1ケ月使い続けて下さい
3.その後、一旦棚に閉まった偽物醤油を口にしてみて下さい
その、あまりの違いに驚き、偽物醤油に戻ることは出来ないでしょう。
かつて、激安醤油を選んでいた僕ですら、本物の醤油しか使えなくなりました。
きっと、あなたも同じ結果になるはずです。
・醤油の選び方で家族の味覚が変わる
ここまで読んでくれたあなたは、間違いなくこの記事の想定読者です。
結局、あなたが安全な醤油を探したり、選び方を勉強したりするのは、自分のためでもあり、夫や子供の健康のためではありませんか?
僕が経験したことで、重要なことなのでもう一度言いますね。
✓「醤油の選び方」が正しいと、「本物の醤油」を使うようになる
✓その結果、今まで偽物に支配されていた家族の味覚は明らかに変わる
○原料に徹底的にこだわる方向けの醤油
○塩へこだわる方向けの醤油
○1つの会社から予算に応じて選びたい方向けの醤油
○コスパ重視の方向けの醤油
○スーパーで手軽に買いたい方向けの醤油