農業界の常識は世間の非常識

 

SNSハイライトのコーナーです。

今回は、「農業界の常識を疑う!?」といったお話です。

 

先日、僕は以下のツイートをしました。

 

 

脱サラしていや、脱サラする前から日本農業の特殊な環境は疑問でした。

 

そして、実際に自分が農業をしてみてさらに、その想いは深まっていきます。

結局、農業の世界って行政やJAのいいなりで、農家本人が深く考えながら経営を行っていないのでは?

 

そんなふうに思うことが多々あるんです。

 

まずは、農業の世界について疑問を持ち、おかしいと感じたら試しに現況と逆の動きをしてみる

そうすれば、面白い世界が見えてくるかもしれません。

 

農業以外の会社→自社の方針は自社で決める!

僕は民間の会社に勤務していた経験があるのですが、民間では自社の方針は自社で決めます

「当たり前でしょ!」と思ったあなたは、農業の世界を考えてみて下さい。

 

✓多くの農家の販路が同じ(例えばJA)

✓多くの農家が補助金を活用し、大型設備や器具を揃えている

✓多くの農家が当たり前のように農薬や化学肥料を使用する

 

みたいな・・・・

 

これは、農家本人が考えてのことでしょうか?違うと思うんですよね。

 

✓行政に営農相談に行ったらそのように指導された

✓JAが肥料や農薬を揃えてくれので使っているだけ(楽やわ~W)

 

僕の周りには、このような農家さんがあまりにも多すぎる。

その行動の主軸は、経営者である自分ではないんですよね。

 

当初、僕は理解に苦しみました。

 

自社商品の付加価値を探求しPRする努力は当たり前

そもそも、市場って特色の違う製品が色々あるから、消費者の選択権があると思うんです。

例えば、値段やスペック、その商品から発信されるイメージなどによって比較検討を行った上で購入されます。

 

一方、農業ってどうでしょう?

スーパーに並ぶ野菜って、値段以外に何か特色がありますかね?

 

ぶっちゃけ、どの野菜を選んでも値段以外に比較しようがないんです。

それは当たり前なんですよね。

ほとんどの農家がJAなどの系統出荷で「付加価値を見出すことが許されない」からです。

 

別にこれが悪いと言うつもりはありませんが、例えば「オーガニック野菜が欲しい」などといった消費者ニーズには対応できないんです。

 

民間会社であればこのニッチな隙間をビジネスチャンスと捉えますが、多くの農家がそんなこと感じていません。

 

自分の疑問を信じ業界と反対の行動をしてみる

そのあたりに疑問を感じた僕は、

 

✓洗脳されないようにどこにも相談せず農業を始めた

✓慣行ではなく有機の世界で勝負しようと決めた

✓農業では借金をせずに身の丈にあった経営を考えた

 

などなど、多くの農家と逆の行動をとったんです。

 

そうすると、やはりそれなりに個人の弱小農家でも戦うことができたんですね。

農業界に長くいる方は「無謀だ」とか「失敗する」など色々と思うかもしれません。

 

でも、業界の常識よりも自分の疑問を信じ行動すると、そのこと自体が「付加価値」となって自分の野菜が売れ出すという不思議な現象が起きました

 

あなたは、今の農業界で疑問などはないですか?

そこを突き詰めて行動すれば、意外と他の農家より突き抜けることは簡単なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする