SNSハイライトのコーナーです。
今回は、「巷でよく言われる、農業では食っていけない!」について深掘りしたいと思います。
先日、僕は以下のツイートをしました。
農業で生活していくのは大変。僕の場合、固定費である家賃の支払いのために頑張って野菜を作り集客していた。だったら超田舎に移住し安くで家を現金一括購入すれば無理せず農業で生活できる。そう考え、400万の貯金をはたき無借金で家を購入。おかげで今は楽しく農業できています。選択は正しかった! pic.twitter.com/VtPjIEXY60
— よしき@田舎で幸せな脱サラ零細農家 (@inakaman2021) November 17, 2021
このツイート、メチャバズったんですよね。
1日でフォロワーが800人くらい増えましたW
つまり、世間のニーズや憧れにドンピシャなツイートだたわけです。
今日は、「世間とは少し違った考え方をすることで、農業でも楽しく生活できる」ことを、あなたに共有したいと思います。
売っても売っても生活が厳しい!なぜ?
僕は脱サラ後にレストラン経営と有機農業を同時並行で始めました。
店舗に畑がついて家賃は10万以上。
飲食店としてはそれほど高い家賃ではありませんでしたが、結構きつかったですね。
野菜を売っても、レストランにお客様が来てもその月の家賃をペイするのに10日以上かかっていました。
しかも今のように、月額制の定期購入という形ではなく、日銭稼ぎのビジネスモデル。
今日は3万の収入があるが、次の日は1万円など中々安定しません。
収入を得るために、たいして有機野菜に興味のないお客様を一生懸命捕まえていた時期で、自分の中で相当ストレスでしたね。
それでも、サラリーマン時代より楽しかったし、2年くらいその状態を続けていたんです。
問題は最大の固定である家賃!
ある日、ふと考えてみたんです。
「何のために自分は働く」のだろうって?
当然、生活していくためです。
じゃあ、生活していくために必要なお金って何だろう?
食費、家賃、水道光熱費・・・・
色々と考えてみましたが、どうしても気になったのが家賃でした。←毎月、最大の固定費だったので。
店舗兼住宅だったのですが、月に10万以上の家賃を払うために毎月10日以上、朝から晩まで必死に働いている自分に気付いたんです。
なんか馬鹿らしくありませんか?
「俺は家主にお金を払うために働いている」と感じたとき、悲しくなり現状の打開策を一生懸命模索しました。
「ネットを駆使し田舎で農業」が最強と思った
色々と調べてみると、ある共通点に気付いたんです。
✓田舎は格安中古物件(古民家)が山のようにあって、しかもメチャ安い
✓高齢化で使われなくなった農地がたくさんあり選び放題
✓最近の田舎ではインターネットの整備が進んでいる
これだ!!と思いましたね。
元々、田舎志向であったし貯金もまだ数百万残っている今のうちに、田舎に移住して人生をもっと豊かにしたい。
このように考え、田舎移住に向けて情報収集やインターネットの勉強を始めたわけです。
当時の僕の不安は、都市部から離れ、どのようにお客様を見つければいいのか?
この1点でした。
色々考えてみたのですが、やっぱりネット集客だったんですよね。
山奥に住みながら、パソコンの画面向こうには無限大のお客様がいらしゃるわけです。
農業とレストラン経営で忙しい毎日でしたので、毎朝5時くらいに起きて毎日ネット集客の勉強をしていました。
田舎で有機農業しながら豊かに生活している自分をイメージしながら。。
【結果】僕の考えは間違っていなかった!
後はツイートのとおりですね。
貯金していた数百万をはたき、現金一括で家を購入し改装まで行いました。
月々の家賃が0になったので、生活が随分と楽になりました。住宅ローンも0ですし。
田舎に移住する直前くらいから、勉強の成果もあってネット集客できるようになっていました。
もう、完全に生活に焦りがなくなったんですよね。
そうなると、自分のお野菜を愛してくれるお客様だけを選ぶ余裕が生まれ、有機農業が今までよりも楽しくなります。
好循環でしかないんです^^
現在は下写真のように、お野菜をとって下さるお客様を招待してお食事会なども行ったりします。
確かに、日常の買い物など不便なこともありますが、僕の心の豊かさには換えることはできません。
世間ズレしているかもしれませんが、今なら「僕の考えは正しかった」と自信を持って言えます。
これは、農業だけに限らず会社員も同じだと思うんです。
現在の生活を維持するために、嫌々、仕事に行きサラリーマンを続けている方が多いのでは?
だったら、「現在の生活を維持」ではなく「現在の生活を楽しく一変させる」。
このような考え方があってもいいと思うんです。
いかがですか?
こんな生活だったら、農業で月収50万とか100万とか目指す必要がないでしょ?