台所は食育の教室!~子供と一緒に料理しよう~

こんにちは。

やさいの庭 Chiisanateのオーナー 兼 有機野菜を作っている高城です。

 

「トントントントン・・・」夕方の台所では、お母さんが包丁で何か切っています。

 

その後ろから、幼い子どもが何をやっているのか覗き込もうとしたり、お母さんに話しかけたり、引っ張ったりetc・・・

背が低いので、お母さんの腰から上の見えない世界では一体何が行われているのだろう?

幼い子は気になって仕方ないようです。

 

 

「ダメダメ~危ないから」とお母さんは一生懸命に子どもを遮ろうとしますが、子どもはお母さんの側から中々離れてくれません。

ただでさえ忙しい夕食作りの時間なのに・・・ちょっとしたイライラ感がその背中から伝わってきます。

 

 

実はこの光景、まだ幼かった私の子どもと妻の台所での毎日の様子です。

他の家庭も同じでしょうか?

 

子どもって、ママが本当に大好き。

ママがしていることは何でも自分もやってみたいと思っているようです。

 

そんな日常の台所は、包丁など危ないものもたくさんありますが、子どもに「食」を教える絶好のチャンスです。

ちょっと目線を変えるだけで素晴らしい食育の教室へと大変身します。

 

今日のお話は、子どもと一緒に料理する食育についてです。

 

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食べるものは工場でなく台所から

大手コンビニやレストランなどは、食べるものを工場(セントラルキッチ)で作ります。

工場ではお肉や野菜、麺やご飯、色んな食材が一同に集まります。

様々な調味料(添加物)や大型機械もたくさんあって、見ていて飽きることはありません。

 

 

なぜ、工場で作るのか?

食材を大量に調達でき、その食材を使って一挙に製造を行えるため大幅なコスト削減ができるからです。

そして、どのお店でも一定の品質・味を維持できます。

 

 

工場で作られた食べものはコンビニやレストランで使われます。

その食べものをコンビニでは棚に並べる、レストランでは袋を開ける→切る・温める→盛り付けるだけです。

簡単な仕上げのみ行えばいいので、労働時間や労働力を削減できます。

驚くことに最近では包丁もないレストランがあるとか。

 

 

これらの工場で料理された食べもの。

誰が・どこで・どのように・どんな想いで・誰のために作ったのでしょう?

 

そして、単なるモノとしか見なされない食べもの達は、売れ残りや食べ残しで大量に廃棄されていきます。

捨てるヒトも別に何とも感じません。

捨てるのが仕事で、毎日のことすぎて慣れているからです。

 

 

これが、私達が家の外で買ったり、口にしたりすることになる食べものの実態です。

 

 

でも家の台所は違いますよね。

 

食材はお母さんが頭を悩ませながら購入してきたもので、包丁やお鍋を使いながら、家族のために丁寧に作られていきます。

味だって例え同じ味噌汁でも、一つとして同じ味がする味噌汁なんてありません(個々の家庭で味は違うはずです)。

 

たった数十分で食べてしまう料理のために、多くの時間をかけて料理します。

 

考えてみると、工場と台所では何から何まで全く逆なのです。

 

料理は五感がフル稼働!

冒頭の話に戻りますが、妻は休日になると息子を台所に立たせて、色々とお手伝いをさせていました。

 

私はそれを見ていたのですが、台所が瞬く間に「食」について学ぶ場所に変身します。

そう、台所が食育教室に変身するのです。

 

・途中で子どもに味見をさせる(味覚)

・食材を手で触ったり混ぜたりする(触覚)

・トントンと切る音やジューと焼ける音(聴覚)

・食材や料理の色(視覚)

・食材や料理の匂い(嗅覚)

 

全てが子どもにとって興味しんしんで、全ての五感がフル稼働です。

 

こんなに五感が刺激される場所って他にあるのか?

考えてみますが台所ほど、子供の五感を刺激する場所は見当たりません

 

素材の味が分かり感謝が持てる子へ

小さい頃からお母さんと台所に立った子どもは、料理する前の食材そのものを口に入れて味見しますので、

 

●●はこんな味。

■■はこんな味。

 

という風に素材単体の味を舌に記憶させています。

 

 

私の子供の話なのですが、

 

●●と■■を混ぜた料理を作っても、口にすればこの料理は「●●と■■が入っているね」としっかり使った食材を言い当てることが出来るようになります(味の因数分解)。

ペーストにしたり衣をつけて見えなくしても、舌が覚えているようです。

 

そして、他の料理を作っていても、「これには●●を入れたら美味しそう」など味の想像ができるようになります。

 

 

工場で作られた食べものを食べていては、決して身につくことのない素晴らしい能力が身につくのです。

 

さらに、いつの日からか忘れましたが、「お母さん、美味しい料理ありがとう」という感謝の言葉が息子の口からでてくるようになりました。

 

でてくるものを食べているだけでは、決して分からない作る大変さが息子なりに理解できているのでしょう。

 

そして、食べ残しは確実に少なくなります。

 

まとめ

お母さん達は毎日とても忙しく、子どもと一緒に台所に立てる時間は限られています。

 

なので休日などを使って、どんな簡単な料理でも構いません。

子どもと一緒に料理を作ってみませんか。

 

 

例え、それがわずかな時間でも、子どもにとっては家庭でできるよい食育になり、その積み重ねが「食」について正しい知識を身につける一番の方法だと思うのです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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