化学物質の影響は学習障害や不妊も?化学物質で子供の未来が奪われる

オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)」を経営しているyoshikiです。

この記事は、身近な化学物質が子供に与える影響を心配しているママ向けの記事です。

記事では、以下の疑問に答えます。

・子供の健康に化学物質はどのような影響があるの?

・産まれてくる前から子供は化学物質の影響を受けているの?

・子供はどのように化学物質に暴露するの?

私達の身の回りにある有害化学物質は、洗剤や塗料・接着剤、農薬、食器や車などの排出ガスなど挙げればきりがありませんし、誰でも必ず化学物質には暴露しています。

記事を読めば、有害化学物質が体内に取り込まれる理由やその影響、知らない間に、まだ見ぬ子供の健康や生活環境までも奪っていることが分かるはずです。

現代の便利な生活は、化学物質に支えられていると言っても過言ではありません。

しかし、便利な生活を手に入れたことで、私達は手放したものもあるようです。

それでは早速、今日のお話を進めていきましょう。

スポンサーリンク




内分泌かく乱物質が子供の未来を奪う

あなたは、「内分泌かく乱物質」という言葉を聞いたことがありますか?

日本では環境ホルモンとも呼ばれていますが、ヒトが作った化学合成物質です。

ある1冊の本から、「内分泌かく乱物質」は世界中に知れ渡るようになります。

奪われし未来:1冊の本に世界が驚愕

1950年代以降の動物の異常行動や現象をもとに、内分泌かく乱物質(化学合成物質)の危険性と生命の衰退について詳しく書かれています。

発刊と同時に大反響と論争を呼び、内分泌かく乱物質を世界中のヒトが知るきっかけとなりました。

孵化しないワニやカモメの卵、巣をつくらないワシ、アザラシやイルカの大量死

これらはホラー話ではなく、有害な化学物質が影響している可能性が大きいと指摘されています。

そして動物だけでなく、確実に人間にも大きな被害を及ぼすようになります。

すぐに人体に影響を及ぼさなくても20年、30年先の未来の私達の子ども、そして孫の世代まで大きな傷痕を残すことが様々な角度から書かれているのです。

不妊症やがん、学習障害などの現代病の発生原因についても、改めて考える必要性を気付かせてくれる1冊です。

特に、今から子供ができる方や、子育て中のお母さんは読む価値があると思います。

読んでみたい方はこちらをどうぞ。

奪われし未来増補改訂版 [ シーア・コルボーン ]

内分泌かく乱物質の恐ろしさ

私たちの体は生きていくために、体の中で色んな伝達物質のやり取りがあります。

この伝達が何らかの原因で上手くできなくなると、様々な健康障害が起きます。

内分泌かく乱物質は、この体内の正常な伝達をかく乱して、生殖器官・内臓などに障害を与え人間を病気にしてしまいます

最も怖いのが、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんが暴露してしまうこと

母親が体内に取り込んだ内分泌かく乱物質は、例え微量であっても胎児にまで生殖障害などの影響を与えてしまいます

数十年先、その子が大きくなったとき、生殖障害で不妊になってしまうのです。

また、内分泌かく乱物質は子ども発達についても影響があるとされています。

身の回りの内分泌かく乱物質が、子どもを多動にしたり、IQを低下させたり、攻撃的にしたりする可能性は、もはや疑いようもなくなったと指摘されているのです。

子供の生活に潜む化学物質

ここまでは、内分泌かく乱物質について母親や胎児が暴露することによる危険性を解説してきました。

このセエクションでは、日常の子供の生活に潜む化学物質についてお話します。

子供特有の化学物質の考え方

大人とは違って子供は、手や物を口の中に入れます

例えば家庭内で有害化学物質でコーティングされた床面や玩具を舐める、家庭外でも農薬が残留した土を触った手を舐める。

このような、子供特有の「舐める」という行為で口の中に化学物質は入ってきます

また、農薬が付着した果物や野菜は洗っても落ちない場合もあるので、それらを使った料理や離乳食から体内に入る可能性もあります

口から以外も、例えば、合成洗剤で洗ったタオルた洋服、おむつや、ママの化粧などを皮膚からも経皮吸収します

化学物質と赤ちゃんの肌荒れについては、「赤ちゃんの肌荒れ原因に化学物質【治し方】そのベビー用品を一旦回避」で解説しています。

~参考~

赤ちゃんが、肌から吸収する化学物質を回避できるおむつを探してみましょう。以下の記事で詳細に解説しています。

知っておくべきことは、子供は大人よりも体重あたりの呼吸量と飲食料が多いため、日常的に有害化学物質を多く摂取しているということ

そして、大人よりも体内に取り込んだ化学物質を排出する機能が未熟ということです。

子供と化学物質の報告書

2002年4月15日、世界保健機関(WHO)欧州事務局と欧州環境庁(EEA)は「子供の県境と環境」というタイトルの共同報告書を発表しました。

その中で、興味深いことが報告されていますので紹介します。

10歳以下の子供は食品や飲料水由来の疾病に対して最も感受性が高く、環境中、食品中、水中に存在する残留農薬や化学物質への曝露によって、免疫系、内分泌系、神経毒性障害、発がんなどの影響を受けやすい。

WHOの調査によると、欧州地域において食品や飲料水起因による疾病の約36%は一般家庭で、約6%が幼稚園や学校の食堂

化学物質が子供に与える影響については、世界規模で着目されています。

子供が化学物質に暴露する場所は様々で、特に家庭内での食べるものに注意したほうが良さそうです

子供の未来を奪わないために

近年、不妊症や癌、学習障害等が多くなっています。

これらが、いつ暴露したか分からない化学合成物質が原因だとしたら・・・

母の胎内で暴露した赤ちゃんが、長い年月を経てこれらの病に侵されたとしたら・・・

もしかしたら、私たちの無知が大切な子どもの未来を奪っているのかもしれません

大切なことは、この便利な生活を手に入れたことと引き換えに、何か大切なこと(もの)を失っていることに気づくことだと思います。

奪われし未来の著者は、最後にこう書いています。

「自然をねじ伏せようとしてきた人類が、当初の思惑とは裏腹に、生殖能力をはじめ、学習能力や思考力までを損ないかねなくなっているということは皮肉な話である

合成化学物質を使った大規模な実験の材料に、人類がいつのまにかなってしまったことは、当然の報いのようにも思われる。

いま何よりも大切なのは、地球上に住む一人一人がこの問題を真剣に考え、論じ始めることだ。」

今日あなたはこの記事を読んで、化学物質がご自身やお子様に影響を及ぼすことが分かったと思います。

本の著者が言っているように、後は、あなたが身の回りにある化学物質の問題を真剣に考え明日から行動することです

まとめ

今日は、いつどこで、体内に取り込んだか分からない化学物質が、私達や子供にまで影響を及ぼすことを説明しました。

例え微量であっても、体内取り込んだ種類や、個人の体質によって影響やその大きさが異なる化学物質。

子供の未来を守るためにも、ご自身の身の回りにある化学物質についてもう一度、深く考えてみる必要がありそうですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

~関連記事~

子供の具体的な化学物質の被害(影響)は、以下の記事で紹介していますのでご参考下さい。

 ⇒⇒キレる子供の増加、食べ物と日用品由来の化学物質が原因の一つ

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする