なぜ子供は野菜嫌いになるのか?2歳の子供が教えてくれたその理由

オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)」を経営しているyoshikiです。

ママの食に関する悩みで必ず挙がるのが「子供の野菜嫌い」。

・うちの子は、なぜ野菜を食べてくれないのだろう?

・子供のために、栄養たっぷりの濃い緑色の野菜を食べさせなきゃ。

この記事は、このようなことを考えている方のために書きました。

実は、子供の野菜嫌いは、その野菜自身、そして野菜を作る生産者に問題がある場合が多いのです。

記事を読めば、子供の野菜嫌いは子供のせいでなく、野菜の選び方一つで改善するかもしれないことが分かると思います。

私は、Chiisanateという野菜専門のオーガニックレストランを経営していて、日々たくさんのお子様の野菜を食べる様子を見る機会があります。

そんな中、ある2歳の子供が私の野菜作りに、自信を与えてくれました

そして、その子が、子供の野菜嫌いの原因を教えてくれたのです。

それでは早速、今日のお話を進めていきましょう。

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うちの子が野菜を食べた!!

宮崎市にオーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate」をオープンさせて1年くらい経ったころでしょうか?

ある親子がお店に来店されました。

パパとママ、そして2歳の女の子の3人で幸せそうにランチをしていました。

お会計のときにお母さんが、「うちの子、家では野菜を食べてくれないのに、今日はここでたくさん食べてくれました!と驚いた様子で話してくれました。

それを聞いた私は、今まで不安で仕方なかった野菜作りが自信に変わったのです。

私にとっては、とにかく天に舞い上がるような嬉しい言葉でした。

生産者が子供を野菜嫌いにする犯人

私の持論ですが、子供の野菜嫌いは、子供のせいでもなく、親のせいでもなく、野菜を作る生産者のせいだと思っています

子供が口に入れたくない、まずい野菜を作っている生産者が、子供の野菜嫌いの犯人だと私は思うのです。

実は、野菜を早く、大きく立派に成長させようという農家の欲が野菜をまずく、危険な食べ物にします。

そして、まずく危険な食べ物になる原因は肥料の与え過ぎです。

植物にとって必要な肥料ですが、植物が要求する以上の過剰な肥料を与えると、それが野菜の苦味やえぐみの原因となります

子供が野菜を嫌いなのは、この苦味やえぐみです。

少し専門的に言うと、肥料の中でも窒素(N)分が野菜の成長には不可欠で、肥料を使えば使うほど野菜は大きく、そして早く育ちます。

吸収された窒素肥料は、植物体内での様々な活動に使われますが、使い切れなくなった窒素は硝酸態窒素として野菜の中にとどまります

人間が食べ過ぎでカロリー消費しきれず、体内に脂肪として溜め込むのと同じです。

野菜に溜まった、この硝酸態窒素が苦味やえぐみの原因になります。

さらに、硝酸態窒素はハムやベーコンの発色剤などに使われる危険なものです。

これを知っていた私は、自分が作る野菜で肥料はほとんど使いません

でも、肥料を使わないと野菜の成長が遅く、そしてサイズも小さいものにしかなりません。

収穫量も低く、「本当にこんな育て方で、野菜嫌いの子供が食べる野菜になるのだろうか?」そんな不安がいつもありました

そんなとき、2歳児の野菜嫌いのママから言われたあの言葉。

そりゃ、嬉しくなりますよね。

~関連記事~

正しい野菜の選び方、緑色の濃い野菜がなぜいけないかを、「野菜の選び方を間違っていませんか?色の濃い野菜は栄養価が高い?」で紹介していますのでご参考下さい。

正しい子供の判断

大人は苦味やえぐみのあるまずい野菜を、「ドレッシング」をかけたり、別の味を足したりして誤魔化します。

※本当に美味しい野菜は、そのようなことをする必要がありません。

自分で味を誤魔化すことのできない子供は、

見た目や味や匂い、様々なことを判断して口にするかしないかを決めます

これは本能(DNA)です。

本能が危険な食べものを、口にしないようにさせているのです

★濃い緑色をした野菜を視覚的に危険だと感じ

★硝酸態窒素がたくさん含まれる野菜を苦味やえぐみで味覚が危険だと感じ

★それが溶け出した匂いから嗅覚が危険だと感じます。

そして親が口に野菜やその料理を運ぶと、イヤイヤと首を横に振り口を開けてくれなかったり、口に含んだ野菜をポロッと吐き出したりするのです。

だから、子供が野菜嫌いで悩んでいるお母さん。

決して悩まないで下さい。

あなたが悪いわけでも、子供が悪いわけでもなく、野菜を食べない理由の多くは私達が作っている毒野菜の可能性が高いのです

子供が食べる野菜の選び方

左:管理人の作った小松菜(色が薄い) 右:スーパーの小松菜(色が濃い)

 

気をつけて欲しい野菜選びですが、硝酸態窒素がたっぷり含まれた苦味やえぐみのある野菜を、どのように判断するのでしょうか?

 

野菜の色が見分けるポイント

一般の消費者でも見分ける方法が一つだけあります。

それが、野菜の「色」です。

 

硝酸態窒素がたっぷり含まれたまずい野菜は、葉や果実の色がとても濃くなります

 

上の写真は私が作った小松菜(左)とスーパーで販売されていた小松菜(右)です。

私が作った左の私の小松菜は、ほとんど肥料を与えていないので、色が薄いですよね(小松菜の中に苦味やえぐみがないサインです)

ピーマンなどの緑色をした果菜類も、健康で美味しいものは色が淡い緑色に必ずなっています。

 

一般的に緑色の濃い野菜は、「栄養がたくさん含まれている」と言われますが嘘なので信じないで下さい。

 

色が淡く薄い色の野菜が、苦味やえぐみのない健康で美味しい野菜です

 

 

緑色の濃い野菜は農薬をよく使う

そしてもう一つ、あなたに知ってもらいたいことがあります。

それは、緑色が濃くまずい野菜は、虫が大好きだということ。

 

虫は、そのような毒野菜が人間の口に入らないように、野菜を畑で食べてくれます。

農家は野菜を守ろうとして農薬を使うのです。

 

結局、毒が入った野菜は農薬で守られてそのまま食卓に上がります。

色が濃い見た目が綺麗な野菜は、たくさんの農薬が使われている証拠なのです

 

【ちょっと宣伝】

Chiisanate(ちいさなて)では、全国に有機jas認証野菜の宅配も行っています。興味のある方は、こちらもご覧ください。

まとめ

私達が作る野菜が、子供の野菜嫌いを増やしているのは悲しいことです。

 

そして残念なことに、子供が食べてくれる苦味やえぐみのない野菜は、あまりスーパーでは売られていません

なぜなら、市場に流通させる野菜は、たくさん肥料を使い、早く大きくさせて出荷する必要があるからです。

 

 

子供が食べてくれる野菜は、あなたがプランターでお子様と作ってみるのもいいでしょう。

近所で信頼できる生産者を探してみるのもいいかもしれません。

意外と農家は、自分の家族が食べる分だけ、安全な野菜を作っているものです

 

 

そうしているうちに、もしかしたら、「野菜嫌いのお子様が食べてくれる野菜」に巡り会えるかもしれません。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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