キレる子供の増加、食べ物と日用品由来の化学物質が原因の一つ

オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)」を経営しているyoshikiです。

この記事は、子供がキレる原因を調べている方向けです。

記事では以下の疑問や悩みに答えます。

・思い通りにならないと怒り、キレると手に負えず困っている

・子供がいつもイライラしているように見え、その原因が分からない

・そもそもキレる原因はその子の性格なの?それとも病気なの?

子供がキレやすくなる原因は、家庭での生活習慣・環境が大きいですが、その中の一つに食べ物や日用品由来の化学物質があります。

記事を読めば子供がキレることと一見関係なさそうな、日々の食べ物や扱う日用品の影響に気付き、悩んでいる親御さんはそれらを見直すきっかけになるはずです。

日常生活の中で当たり前のように食べたり使ったりする化学物質は、時として子供に悪影響を与えます。

それでは早速、今日のお話を進めていきましょう。

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「キレる」とは脳が関係

内閣府が発表した平成27年度版 子供・若者白書によると、最近いわゆる「キレやすい子供」が増えているそうです。

キレる子供の特徴は、自分の気に入らないことがあったり、思い通りにならないことがあると、大声を出す物を壊す暴れる暴力を振るうなどを言います。

キレるとは自分で自制心をコントロール出来ない状態です。

要は、脳内で「欲求を満たす(アクセル)」と「我慢する(ブレーキ)」のバランスが乱れ、「我慢する(ブレーキ)」が壊れた状態を「キレる」と言います

キレることは、子供によくある「イヤイヤ期」や「反抗期」とは異なります。

これらは、自我の芽生えで精神発達の一過程なので時期がすぎれば治ります。

これに対して、「キレる」とは脳内のアクセルとブレーキが乱れた状態なので、それが改善されない限り大人になっても続きます

よく、「旦那が家庭内で子供や妻に些細なことですぐキレる」と聞きますが、大人のキレるも大して珍しいことではなくなりました。

キレる子供の食べ物と化学物質

キレる子供の原因は、「小さい頃に親に抑圧されていた」、「睡眠不足や運動不足」など色々とあるようです。

今日の話は、その中の一つとしての化学物質についてです

決して、化学物質が全て「キレる」原因ではありませんのでご注意を。

食品添加物が与える脳への影響

きちんとした食生活をしていない子はキレやすいといった、食事とキレる子供の関係は、以前から指摘されています。

このブログでも、度々紹介している食品添加物もその原因の一つです。

例えば、以前の記事「人工甘味料の味覚破壊と依存性~糖質0なのになぜか甘い食品~」でも紹介した人工甘味料。

野菜や果物から摂取する甘みと違って、口にすると一気に血糖値が上がり、しばらくすると、血糖値は一気に下がり通常に戻ろうとします。

これを繰り返すと糖質中毒となって、まるで、麻薬が切れた中毒患者のように糖が切れるとイライラしたり不安な気持ちになったりと精神的に不安定になります

アメリカの小児アレルギー専門医であるベンジャミン・ファインゴールド氏が、注意欠陥・多動性障害(ADHD)と食品添加物の関係性を報告しているように、人工甘味料だけでなく、保存料や着色料などの添加物も同じように脳に影響していると言われています

お子様に、菓子パンや清涼飲料水など添加物が多く入っている食品与えていませんか?

大切な子供を添加物(=化学物質)の被害から守るためにも、日頃のご家庭での食事を大切にして下さい。

異常行動の原因はPCB汚染魚

食べ物から体内に入った化学物質が、子供の異常行動にまで発展した有名な話が「アメリカの五大湖で起きたPCB流出事件」

アメリカの五大湖周辺には、多くの工場が立ち並び大量の有害化学物質が排出されていました

そして、五大湖周辺の地域で鮭などの魚を食べていた子どもたちに、集中力の欠如や落ち着きがないなどの症状が多発したのです。

研究者がこの原因を調べると、子供の異常行動は、五大湖でPCBに汚染された魚が影響している可能性があることが分かりました

PCBとはポリ塩化ビフェニルの略で、人工的に作られた有害化学物質です。

毒性がとても強く、人間の体内に蓄積されると様々な病気を引き起こします。

現在は、その危険性が分かったため製造や輸入は禁止されていますが、昔はその危険性が全く分かっていなかったので、多くの工場が河川や湖に大量のPCBを垂れ流していたのです。

母親の胎盤中のPCB濃度が高いほど、子供のIQが低くなるという研究結果も報告されています

先の食品添加物だけでなく、私達がたべる魚やお肉に濃縮された化学物質も脳へ影響を及ぼし、異常行動等につながるのです。

日用品と有害化学物質

ここまでは、食事から化学物質が体内に入ることを書いてきました。

実は、食事以外にも私達が使う日用品も注意が必要です。

国が換気を促す有害化学物質

例えば、食器や缶詰などに使われるビスフェノールAという化学物質。

70度前後のお湯で溶け出すことが知られていて、実は内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の一種です。

実際、国もビスフェノールAについて、以下のような注意喚起を促しています。

成人の場合、ビスフェノールAの主要な曝露源としては、缶詰が指摘されています。

妊娠されている方が、このような缶詰食品を多く摂取することにより、胎児がビスフェノールAに曝露する可能性があります

食品缶や飲料缶について、他の合成樹脂を容器に用いるなどの技術改良により、ビスフェノールAの溶出が少ないものへ改善が進んでおり・・・・・念のため、公衆衛生的な観点から、できるだけ曝露しないように食生活に心がけて下さい

具体的には、偏った食事を避け、毎食缶詰を中心とするような食生活にならないよう、いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけることが大切です。

出典:厚生労働省食品ホ-ムページ「ビスフェノールAについてのQ&A」より抜粋

ラットを使った実験では、ビスフェノールAが母親から子供へ移行することが明らかにされています

なので、妊娠期や授乳期に母親の胎内にビスフェノールAがあると、胎盤や母乳を通して赤ちゃんの体に入り込み、脳へ影響(うつ病や分裂病)する可能性などが指摘されています。

ベビー用品にも注意が必要

最近の子供は、生まれたときから化学節物質の洗礼を受けています。

例えば赤ちゃん。

オムツやおしり拭き、ベビーローションやウエットティッシュ、合成洗剤で洗った肌着やよだれかけなど、直接的に皮膚を通して体内に化学物質を取り込んでいる。

化学物質と赤ちゃんの肌荒れについては、「赤ちゃんの肌荒れ原因に化学物質【治し方】そのベビー用品を一旦回避」で解説しています。

~参考~

赤ちゃんが、肌から吸収する化学物質を回避できるおむつを探してみましょう。以下の記事で詳細に解説しています。

まとめ

昔(私が小さい頃)は、今ほど身の回りに化学物質はありませんでした。

キレる子供による犯罪や、子供が授業を放棄して成り立たない「学級崩壊」などと言う言葉も聞くことはなかったと思います。

生活に使われる、そして食べ物に含まれる化学物質の増加と、このような事件は何らかの因果関係がありそうですね

もし、この記事を読んでくれた方のお子様がいわゆる「キレる」行動でお悩みなら、添加物を含まない食生活や、有害化学物質が含まれる日用品を使わない等を試してみるといいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

~関連記事~

化学物質が子供に与える影響は、以下の記事でも解説していますのでご参考下さい。

 ⇒⇒化学物質の影響は学習障害や不妊も?化学物質で子供の未来が奪われる

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