赤ちゃんの肌荒れ原因に化学物質【治し方】そのベビー用品を一旦回避

オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)」を経営しているyoshikiです。

赤ちゃんの肌荒れに悩んでいるママ向けの記事です。

この記事はこんな悩みや疑問に答えます。

・ぶつぶつや湿疹など赤ちゃんの肌荒れの原因が分からず困っている

・赤ちゃんが肌荒れしやすい理由を知りたい

・どうしたら湿疹やぶつぶつなど、赤ちゃんの肌荒れを緩和できるのか

赤ちゃんの肌荒れの原因は、季節によるもの飲食物など様々ですが、今回はその中の一つである化学物質について解説します

この記事を読めば、以下のようなメリットがあります。

・赤ちゃんの肌荒れと化学物質の関係が分かる

・ベビー用品に含まれる、具体的な肌荒れの原因となる化学物質が分かる

・ただの肌荒れに留まらず、アレルギー疾患まで発展することが分かる

この記事を書いている私は、子供の食と健康を専門にしたオーガニックレストランを経営し、自ら有機JAS認証を取得ているオーガニックの専門家です。

※私の経歴などを知りたい方は、「管理人の横顔」をご覧ください。

そんな私の目から見た、赤ちゃんの肌荒れと化学物質。

それでは早速、今日のお話を進めていきましょう。

スポンサーリンク




皮膚から入り込む化学物質

化学物質が体に入り込むと聞くと、あなたは真っ先に「食べものから」と思うでしょう。

正解なのですが、実は口からだけではなく皮膚から吸収される経路もあります

経皮毒(けいひどく)という言葉をご存知ですか?

これは、皮膚(経皮)を通して有害化学物質が体の中に入ってくることです。

大人の皮膚から

私達の生活はたくさんの化学物質で成り立っていて、化学物質があるからこそ快適な生活が保たれています

しかし、自分の知らない間に、皮膚から取り込まれる化学物質はたくさんあります。

シェービングジェル洗顔フェーム乳液口紅化粧水、そして歯を磨くための薬用歯磨き剤洗濯用洗剤など、「これらを一度も使ったことがない」方はいせんよね。

それらの中から、保存料香料着色料、そして後に説明する合成界面活性剤などありとあらゆる化学物質を毎日体内に取り込んでいるのです。

赤ちゃんの皮膚から

あなたは、赤ちゃんは「そんなもの使わないから大丈夫」と思ったかもしれません。

でも、赤ちゃんはママが顔に付けた化粧品や口紅から化学物質を間接的に取り込みます

そしてオムツおしり拭きベビーローションウエットティッシュ合成洗剤で洗った肌着やよだれかけなど、直接的に皮膚を通して体内に化学物質を取り込んでいるのです

赤ちゃんが肌から吸収する化学物質を回避できるおむつを、「赤ちゃん肌に優しいおむつオススメ3つを厳選した【全て海外産です】」で解説しています。

肌荒れの原因は化学物質も疑おう

大人の場合の肌荒れの原因を考えると、生活習慣の乱れや熱や寒さの乾燥など色々ありますが、色々対策しても治らないときは、日頃使用している日用品を疑うべきです。

なぜなら、その原因はあなたが日常的に使っている化学物質かもしれないからです。

これは、赤ちゃんも基本的に同じことが言えます。

肌荒れのメカニズム

肌荒れとは簡単に言ってしまうと、「肌のバリア機能が崩れてしまうこと」で起こります。

私達は、このバリア機能が正常に働いているから空気の乾燥や紫外線などの外部の刺激に耐えることができます。

しかし、何らかの原因でこのバリア層が壊れてしまうと、刺激や細菌が侵入してしまいます

肌荒れが起きるのは、その異物を排除しようとする身体に備わった自己防衛機能で、その異物を排除しようとして炎症を起こしてしまうのです。

このバリア機能を壊す何らかの原因が、先程話した「生活習慣の乱れ」や「乾燥」などですが、今日は本題である化学物質について解説します

化学物質と肌荒れ

市販の食器洗い洗剤の使いすぎで、手が荒れたことはありませんか?

現在販売されている多くの食器洗い洗剤には、合成界面活性剤が使用されています。

先程書いた、何らかの原因で「皮膚のバリア層が壊れてしまう」と書きましたが、化学物質の場合は合成界面活性剤が主な原因です。

食器洗い洗剤等の合成洗剤の役割は、食器に吸着した汚れを落とすこと、そして落ちた汚れが再び吸着しないようにすることです。

さらに界面活性剤は、細胞を保護している細胞膜まで溶かしてしまいます

界面活性剤は、皮膚のバリア層を破壊してしまう化学物質です

例え少量の界面活性剤でも肌が弱い方などは、これが肌荒れなどの炎症の原因になるのです。

汚れがすぐ落ちる強力な洗剤であればあるほど、その洗剤の中には界面活性剤が多く含まれる傾向にあります。

実は、飲食店をしている私もそうでしたが、原因不明の手荒れが酷く、無添加の食器洗い用石鹸に変えてからは、手荒れが嘘のように治まりました

私の手荒れの原因は、食器洗い用の洗剤に含まれる化学物質(界面活性剤)だったのです。

実は、この界面活性剤は食器洗い用洗剤だけに含まれているのではありません。

食品(水と油を混ぜやすくする乳化剤として)、化粧品(香料や油、薬品を可溶化するため)、医薬品(ビタミンの可溶化などに使用)、農薬(水に溶けない農薬を混ざりやすくする)等、様々なものに使用されています。

弱い赤ちゃんの肌と気をつけたい化学物質

赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分だと言われています。

このため、生まれたばかりの赤ちゃんは、肌を守るバリア機能がとても弱いのです。

こんな赤ちゃんの弱い肌を守るために、気をつけたい化学物質を列挙します。

 

 

合成界面活性剤

お母さん方に注意して欲しいのが、おしり拭きなどのベビー用品や赤ちゃんの肌着等を洗う洗剤。

これらにも、程度の差はあれしっかり合成界面活性剤が使用されています。

大人でもこれほど強力な界面活性剤が、ベビー用品に使用されているのは好ましいことではないですよね。

参考: シャボン玉石鹸社長が語る合成洗剤の怖さ【赤ちゃんを持つママ必読】

 

 

蛍光増白剤

家庭用の洗濯洗剤に含まれる化学物質です。

洗った洗濯物が白く見えるように繊維に色をつけるものですが、一般的には人への健康リスクは低いと言われています。

 

しかし、ここには個人差があり、皮膚への影響やアレルギーの原因となる可能性は否定できないようです。

国も蛍光増白剤の使用は必要最小限にとどめることと、乳幼児製品にはできる限り使用しないことを喚起しています

 

このため、大人用の強力な洗濯洗剤と、赤ちゃん用の洗剤は分けた方が良さそうです。

 

 

合成香料

女性であれば、「化粧品が合わない」という経験はあるかと思います(「化粧品かぶれ」という言葉もありますよね)。

 

実は、香料は「化粧品かぶれ」の最も多い原因です。

赤ちゃんのおむつにも「嫌なニオイを香りにかえて消臭します!」と謳っている製品がありますが、これらは肌が敏感な赤ちゃんには要注意です。

 

あらゆるベビー用品に合成香料は使用されています。

注意して見ておいて下さい。

 

その他の化学物質

沐浴剤、ベビー石鹸、ベビー用ヘアシャンプー、ベビーローションやクリームなど、ベビー用品は多種多様です。

それらの中には、肌荒れとは直接関係ないかもしれませんが、防腐剤、鉱物油や酸化防止剤、潤滑剤や保湿剤などたくさんの化学物質が使われています

 

これらは基本的に害のない範囲で使用されていますが、そこにも個人差があります。

 

 

保湿対策などしても肌荒れが治らない赤ちゃんは、化学物質を疑って一旦使用を辞めてみることも試す価値はあるかと思います

 

旧厚生省の管轄の社団法人として設立認可された「一般社団法人日本衛生材料工業連合会」も、赤ちゃん用のおしり拭きによるQ&Aで以下のように回答し、個人差を認めています。

 

Q.「赤ちゃんのおしりふき」で乳幼児のおしりをふいたら、赤くはれてしまいました。どうすればいいでしょうか

 

A.安全性の高い成分が使用されていますが、まれにこれらの成分に敏感な赤ちゃんもいます

赤くはれるなど、異常を感じたら使用を中止してください

症状が続く場合やご心配の点がありましたら、医師にご相談ください。

出典:一般社団法人日本衛生材料工業連合会Webサイト

 

赤ちゃんのおしり拭きやウエットティッシュは、いつでもしっとり濡れている状態でカビが生えないのは、化学物質のおかげであることも知っておきましょう。

 

肌荒れがアレルギー疾患の原因に!

2014年、国立成育医療研究センターが発表した臨床研究結果に注目が集まりました。

肌のバリア機能が低下した皮膚から、食物やダニのアレルギー原因となる物質が体内に入り込み、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の原因となることが判明したのです。

従来のアレルギーは、卵や小麦等口から入るアレルギー物質が原因と考えられていたため、皮膚からからの侵入経路は驚きを持って受け止められました。

この研究では、皮膚の炎症からアレルギーは発症し口から入るアレルギー物質より肌からの方が食物アレルギー発症リスクが高いことを突き止めました

このことは、化学物質などによってバリア層が破壊されれば、アレルギー疾患につながる恐れがあることを意味します

詳細は、「国立成育医療研究センター プレスリリース」を御覧ください。

まとめ

今日は赤ちゃんの肌荒れについて、化学物質の観点から解説してきました。

基本的に安全な量で、安全な化学物質しか使われていないはずです。

注意すべきことは、その化学物質に対する感度は個人差が大きく、万人が皆無害というわけではないのです。

Aちゃんは大丈夫であっても、Bちゃんは炎症反応を起こす可能性があります(国も認めている通りです)。

あなたのお子様が、AちゃんなのかBちゃんなのかは、被害が出るまで分かりません

その前に、正しいベビー用品を選ぶ必要があります。

もし、お子様が何らかの肌のトラブルがあるようでしたら、いつも使っているものを全て洗い出して、今日、お話した化学物質が含まれる製品を一旦回避してみて下さい

もしかしたら、お子様の肌荒れが治まるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

~関連記事~

赤ちゃんが、肌から吸収する化学物質を回避できるおむつを探してみましょう。以下の記事で詳細に解説しています。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする