ゲノム編集食品から考える不自然な食~その食品に危険性はないのか

こんにちは。

 

宮崎県で、オーガニックレストラン「やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)」を経営しているyoshikiです。

 

 

先月の朝刊に、「ゲノム編集食品「表示義務化」消費者庁が見送った」の見出しが踊りました。

 

ついに、日本でもゲノム編集された「不自然な食」が、何の表示もないままに市場に出回ることになります。

 

 

簡単にどういうことか解説すると、

 

★ゲノム編集は遺伝子組み換えではないので安全で、今までの品種改良と変わらない。

★ですが、販売や流通させるにはできるだけ厚生労働省に「届け出」を提出して欲しい。

★ただ、任意なので必ず提出して下さいとは言いません。

★そして、食品をゲノム編集したことを、表示説明しなくてもいいですよ(表示義務はありません)。

このようなことが、国として決まったということです。

えっ?そうなの?そんなこと知らなかった!そもそもゲノム編集って何?

この記事は、ここまで読んでくれて、ゲノム編集について心配になったあなたのために書きました

記事を読めば、ゲノム編集のこと、ゲノム編集と遺伝子組み換えの違い、ゲノム編集の危険性など、一通りの理解が深まるはずです。

 

もちろん、効率よく品種改良できるゲノム編集技術は、ある方面においては期待されているのも事実です。

 

しかし、私は、安全性の議論が足りずに、結論ありきで決めてしまったように思えてならないのです。

 

それでは早速、今日のお話を進めていきましょう。

 

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ゲノム編集って何なの?

初めにゲノムの説明から。

DNAに記録された、遺伝情報全体のことをゲノムと言います。

 

 

これでは分かりにくいので例を上げると、私達は父親、母親から色んな遺伝情報を受け継ぎます。

髪の毛の色や質、皮膚の色、目の形や大きさなど、あげればきりがなりません。

 

これらは全て、あなたの体の中にある遺伝情報によって決まっています。

 

 

ノムは私達生き物の設計図で、生きていく上で重要な情報をまとめてゲノムと言っています。

 

 

ゲノム編集は、その中にある特定の遺伝子をピンポイントで切り取って、生物の特徴を変える技術のことです。

 

遺伝子組み換えとは違うゲノム編集

今までよく聞いていた「遺伝子組み換え」と「ゲノム編集」は何が違うのでしょうか?

 

 

遺伝子組み換えは、本来その生物にない遺伝子を外からもってきて組み込みます

 

例えば、綺麗なお花を光らせたい。

そこで、海洋プランクトンから発見された蛍光タンパク質を、遺伝子組み換えで花(植物体内)に導入すると光る花になります。

 

花(植物)にプランクトンの遺伝子を人為的に組み込んでいるのです。

※こんなことは、自然界では絶対に起こりません。

 

 

ゲノム編集は先程説明したとおり、元々生物体内にあった遺伝子を切って繋げるものです

外から違う生物の遺伝子を導入していません。

 

冒頭で話した「ゲノム編集は遺伝子組み換えではないので安全で、今までの品種改良と変わらない」とはこのようなことを言います。

 

国は、

 

★「ゲノム編集は、自然界の突然変異や従来の品種改良と区別がつかない」

★「安全性もこれまでの品種改良と同程度のリスクである」

 

と判断したということです。

 

ゲノム編集食品の例

アメリカでは、ゲノム編集技術で作られた大豆を、オイルにしたものが既にレストランで使われています。

 

日本国内でも、ゲノム編集技術を駆使して、様々な食品を作りだす研究をしています。

 

切っても涙が出ない玉ねぎ / 芽が危険なので毒素のないじゃがいも / アレルゲンが少ない卵 / 収穫量が多いお米

 

私達消費者にとって、とても便利で都合のよいものばかりですね。

 

 

冒頭でも書きましたが、これらが市場に出回ったとき、ゲノム編集しました」と表示する義務がないため、食べたくない人でも知らないうちに口にしている可能性があります

 

ゲノム編集食品の危険性は?

「ゲノム編集食品は安全か」との問いに対して「安全です」と、化学的根拠を示しながら説明できる人はいないでしょう。

 

ただ一つ言えることは「分からない」

 

指摘されているゲノム編集の危険性は、目的の遺伝子を切り取ってしまうときに、標的以外の遺伝子も切り取ってしまうことです。

 

 

ゲノム編集によって分かったこともあるようです。

 

●ゲノム編集技術で開発された肉厚真鯛は、味は普通の真鯛と同じだが病気になりやすく、温度の変化に敏感で弱って死んでしまう。

 

●先のじゃやがいもでは、毒が含まれる芽を出す遺伝子を切り取れば、芽は出にくくなるが、血液を凝固させる作用がでてくる可能性も。

 

 

遺伝子を切り取ることによる危険性なんて、現段階で誰にも証明できないと思います。

 

食品添加物や農薬と同じで、使った後に、「実は●●が危険だということが判明しました」と言われても取り返しがつきません。

 

まとめ

産業界には、ゲノム編集技術に賛成の声もあります。

病気に強い品種や、収穫量が多い作物を作れるようになるのですから。

 

人間が作物の生命を、自由自在にコントロール出来るということです。

 

 

 

ちなみに、日本では「遺伝子組み換えとゲノム編集は異なる。だから安全だ」と言われていますが、

 

EUの司法裁判では「遺伝子組み換えとゲノム編集は変わらない」と判断しているようです。

 

ゲノム編集に関する世界の動き、危険性を顧みない日本の対応については、「ゲノム編集を規制する世界、日本は?未知の危険性がその問題点」で解説していますのでご参考下さい。

 

 

 

「安全かどうか分からない」人間が手を加えたゲノム編集食品は、口にしない方がいい不自然な「食べもの」

 

 

 

私は、ゲノム編集食品について、このように思っています。

あなたはどう思いますか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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