家庭で簡単エコクッキング~無駄なく野菜を使い切る知恵~

こんにちは。

やさいの庭 Chiisanate(ちいさなて)のオーナー 兼 有機野菜を作っている高城です。

今、Chiisanateの有機畑には、残暑が残る8月下旬に播いた大根の収穫が最盛期です。

葉っぱもモリモリ。

葉っぱの下にある白い大根もとても美味しそうです。

Chiisanateはレストランなので、この有機畑で採れた野菜は料理してお客様に提供しています。

今月は大根を使った料理が2品あります。

もりもりした葉っぱを使って1品。

葉っぱの下につく大根で1品。

そう、1本の大根から料理を2品作るのです。

お店として、素材を無題にしない、エコクッキングを心掛けています。

エコクッキングとは栄養価の高い旬の食材を使って、葉っぱや茎、皮など捨てることなく食材を丸ごと料理することです。

「環境に配慮した食生活」という意味でエコロジー(環境)とクッキング(料理方法)をくっつけた造語で、環境にやさしい料理方法です。

今日はご家庭でも簡単に取り組めるエコクッキングについてのお話です。

購入した野菜を、無駄なく使い切る事についてお伝えしていきます。

スポンサーリンク




大根1本を使い切る

大根は上画像のように4分割して、それぞれの部位を別々の料理に使うことができます。

葉っぱ

葉付きの大根はスーパーでは中々売られていません。

理由は、箱に詰めて流通させるとき葉っぱが邪魔になるからです。

通常、大根の葉っぱは箱詰めされる前に切り落とされます。

ただ、この切り落とされた葉っぱも栄養価が高く美味しいです。

Chiisanateでは、大根の葉っぱを刻んで味噌汁の具として使ったり炒めものにしたりします

但し、大根にも農薬が使用されていますので葉っぱを使う料理は、農薬を使わずに育てられた大根がいいでしょう。

次に大根本体です。

上部の葉に近い部分は甘みが多いため、お子様用の「おろし」などに使うといいでしょう。

硬く食感もいいので生サラダにもばっちりです。

中間部は肉質が均一で甘みがあり加熱により柔らかくなるので、風呂吹き大根おでんなどの煮込み料理に向いています。

は繊維質が多いく辛味が強いので、切り干大根、漬物、薬味に向いています。

剥いた皮キンピラにできます。

このように1本の大根を無駄なく使い数品目の料理を作ることができます。

ちなみに、葉っぱが黄色くなっていたり、虫食いで黒ずんでいる部位は使用できないのでカットして取り除きます。

ですが、この取り除いたものでさえ捨てることはせずに、自家製堆肥の材料とします。

そして、肥料となって土に返っていくのです。

次のセクションで、実際にChiisanateで11月にメニュー化した大根料理を紹介します。

大根葉のペペロン炒め

大根の葉っぱを使った料理です。

にんにくやアンチョビが効いて、くせになる一品です。

 

<材料>

大根葉、にんにく、ちりめん、アンチョビ、唐辛子、塩

 

とすごくシンプルな材料でできます。

 

ふろふき大根

大根本体を使った料理です。

柔く甘いふろふき大根が口の中にやさしく広がります。

<材料>

大根、ダシ(昆布・カツオ)、薄口醤油、味醂、醤油、味噌

と、ご家庭にある調味料を使って簡単にできます。

1つの野菜から2品の料理を作ろう!

大根を例にあげてお話ししましたが、Chiisanateでは他にも1つの野菜から2品目以上のメニューを考えることがよくあります。

例えば、さつまいも。

普通、さつまいも本体を使った料理が多いですよね。

でもChiisanateでは、いものツルも使います。

10月にメニュー化したさつまいものお料理は、さつまいも本体を使った「サツマイモの麻婆風」と、芋つるを使った「新ショウガと芋づるのきんぴら」です。

実は、この時期(10月)はChiisanateにとって畑で採れるお野菜がとても少なくなる時期です。

夏野菜が終わり、秋・冬野菜を畑に植え付けたばかりだからです。

お客様に出来るだけオーガニック野菜を食べてもらうために、知恵を絞って考えたのが、自家菜園で採れた新生姜とさつまいものツルを使って「きんぴら」にすることでした。

いもツルは、そのままでは食べにくいので、ツルの皮を1本1本綺麗に剥いでいきます。

これが実に時間がかかって面倒です(笑)。

でもこうすることで、畑で採れるさつまいもをツルまで無駄なく食べることができます。

他にも、5月には人参本体を「人参のコンフィ」に、人参の葉っぱを「人参葉とアーモンドの天ぷら」にしました。

人参の葉を食べたことがない方もいるかもしれませんが、人参葉は葉酸やビタミンカリウムなど人参以上に含まれる栄養価の高いものです

これを捨てるのはもったいないと思い、香ばしいアーモンドと一緒に天ぷらにしてみました。さくさくとしたとても美味しい天ぷらになりました。

マクロビでは一物全体という言葉があります。

これは、「食材は丸ごと1つでバランスがとれている」という考えです。

1つの野菜から2品の料理を作れることを考えると、本当にその通りと感じますよね。

まとめ

今日はお店のメニューを例に、野菜は工夫次第で、捨てることなく丸ごと全てを食べることができるお話をしました。

 

最近、地球に優しいエコライフが注目を浴びています。

 

買い物時のマイバッグの持参や、外出時のマイ水筒の持参。

エコな生活は身近なところから簡単に改善していくことができます。

 

 

料理も同じです。

 

いつも捨てているような部分を知恵を絞って料理してみる。

 

こうしたエコクッキングがあなたの身体を整え、ゴミを出さないエコライフを楽しめるきっかけとなるはずです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする